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2021年11月の4件の記事

2021年11月26日 (金)

Arcserve Backup のコマンドラインを使ってみよう

今回のコラムでは、久しぶりに Arcserve Backup に触れてみたいと思います。 Arcserve Backup は、バックアップやリストアなどを行う、コマンドライン ユーティリティを備えています。 たとえば運用監視ソフトを利用する場合、Arcserve Backup のコマンドライン ユーティリティを利用すると、バックアップを含む一連の処理を運用監視ソフト側で管理できます。

Arcserve Backup には様々な機能のコマンドがありますが、よく利用されるのは、下記2つのバックアップに関するコマンドです。 このコラムではコマンドのリターンコードと、メリット/デメリット (注意点) にも触れていきます。

- cabatch コマンド
- ca_backup コマンド

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2021年11月19日 (金)

導入事例:Arcserve UDP Appliance & Cloud Hybrid でバックアップと BCP 運用を省力化!

本日は株式会社お世話や様の導入事例を紹介します。

お世話や様:多忙な情シス担当者を支える簡単&手間なしBCP対策

Osewaya_sama

 

こちらのお客様は従来から利用していた Arcserve UDP Appliance のデータの複製先として Arcserve UDP Cloud Hybrid を採用しています。バックアップ データが地理的に二重化されているので、本社のサーバルームに万一の事があっても、クラウド上にレプリケートされたバックアップ データからシステムを復元する事ができます。

Osewaya_sama_2

 

このような遠隔バックアップを行う方法は色々ありますが、上記の構成が採用された決め手は「シンプルさ」です。

Arcserve UDP Appliance も Arcserve UDP Cloud Hybrid もバックアップに最適化されたハードウェア/仮想マシンに Arcserve UDP がプリインストールされており、お客様自身でサーバを選定したり、ソフトウェアをインストールする必要がありません。

お世話や様はいわゆる「ひとり情シス」状態でご多忙を極めており、Arcserve UDP Appliance と Arcserve UDP Cloud Hybrid が負荷軽減のお役に立っています。同じようにバックアップや BCP に運用負荷をかけられないという方は、ぜひこの組み合わせを検討してみてください!

<関連記事>

新サービス!「Arcserve UDP Cloud Direct」「Arcserve UDP Cloud Hybrid」のご紹介

Arcserve UDP Appliance 9000 シリーズ発売!従来モデルとの違いと共通点は?

 

なお、事例記事中でも触れていただいている無償ハンズオン セミナーですが、この11月から再開する予定です。(新型コロナウイルス感染拡大防止のため1年半ほど開催を見送っていました。)

Arcserve UDP の最新バージョンに触れる機会ですので、興味のある方はぜひご参加ください!!東京の Arcserve オフィスで開催しています。

Arcserve UDP <前編> 簡単、まるごと、イメージバックアップ

Arcserve UDP <後編> 簡単、まるごと、イメージバックアップ

 

以上、ホテがお伝えしました。

2021年11月12日 (金)

Arcserve UDP 8.1 新機能紹介 (4): その他の新機能/拡張機能

これまで3回にわたって掲載しました Arcserve UDP 8.1 新機能紹介 ですが、今回は最後の『その他の新機能/拡張機能』です。


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[連載目次]
1)Arcserve UDP コンソールが多要素認証に対応!!
2)Wasabi オブジェクト ロックにバックアップ データをコピーしてみる。
3)CentOS 8.x ベースのカスタム Live CD
4)その他の新機能/拡張機能  (←今回はここ)
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1.Microsoft SQL Server 保護の拡張

動画や画像などサイズが大きいファイルを Microsoft SQL Server で扱う場合に、通常のBLOB形式と比べてパフォーマンスがよい「FILESTREAM」機能を使用されると思います。
Arcserve UDP 8.1 ではエージェント ベース バックアップで、Microsoft SQL Server の FILESTREAM のファイルリストアに対応いたしました。

実は FILESTREAM は、Arcserve UDP が Microsoft SQL Server のオンラインバックアップで使用する SQL Server VSS Writer では対応していないため、FILESTREAM が扱うファイルデータは SQL Server の一部としてはバックアップ出来ません。

しかし、FILESTREAM のファイルデータを含むボリュームはバックアップしているので、Arcserve UDP 8.0 まではリストア時にFILESTREAM のファイルおよびフォルダを指定するか、または FILESTREAM のデータが含まれるボリュームを丸ごと指定してリストアしていました。

このため、下記の手順の通り SQL Server のデータベースのリストアと、その後にファイル単位のリストアで FILESTREAM のファイルを戻す計2回のリストアを行う必要があり、どの場所に FILESTREAM のファイルデータがあるかを知っていないとリストア対象が判らないなどの懸念がありました。

 

  <Arcserve UDP 8.0 で FILESTREAM を利用した SQL Server をリストアする場合の手順>
  1.SQL Server のデータベースのリストア

Udp80_sqlrestoreblog1

 

  2.FILESTREAM のデータを指定したファイル単位リストア

Udp80_sqlrestoreblog2

   ※ 上記画面にある 1. と 2. のリストア対象を選択した状態で同時にリストアは実行出来ません。

 

Arcserve UDP 8.1 では、ボリュームのバックアップで取得した FILESTREAM のファイルデータが SQL Server のデータベースのリストアに含まれるようになったため、下記の手順で1回リストアを行うだけでSQL Server のデータベースも FILESTREAM のファイルデータも一度に戻せるようになりました。

リストア時にわざわざ FILESTREAM のファイルデータの置き場所を知っておく必要はありません。

 

  <Arcserve UDP 8.1 で FILESTREAM を利用した SQL Server をリストアする場合の手順>

Udp81_sql_restoreblog

 

また、"SqlRestore.ini" ファイルを作成することで、FILESTREAM のファイルデータを異なるインスタンスや異なる SQL Server にもリストア出来ます。

作成した "SqlRestore.ini" ファイルは、Arcserve UDP のインストール先フォルダ配下の "\Engine\Configuration" に置いて使用します。

 

  <SqlRestore.ini ファイルの置き場所と記入形式>

Udp81_sqlrestoreini

 

詳しい手順については以下の Arcserve UDP のマニュアルを参照ください。

[SQL Filestream をリストアする方法]

https://documentation.arcserve.com/Arcserve-UDP/Available/8.0/JPN/Bookshelf_Files/HTML/SolG/default.htm#restore_sql_filestream.htm

 

2.Linux SUDO ユーザによるファイルリストア

Linux OS をご利用の方は、セキュリティを高めるため root 以外のユーザでアプリケーションを実行することが多いですが、Arcserve UDP Linux Agent でも SUDO を利用して、バックアップを実行する root 以外のユーザに対して権限を最小化することができます。

更に Arcserve UDP 8.1 の Linux Agent では、セキュリティを高めるために SUID を無効化したLinux環境で SUDO を使用したファイルレベル リストアをサポートするようになりました。

SUDO を使用したファイルレベル リストアの設定方法は、まず Arcserve UDP 8.1 の Linux Agent がインストールされたサーバの”/opt/Arcserve/d2dserver/configfiles/server.env” ファイルに以下の行を追加し、Linux Agent のサービスを再起動します。

"export FLR_DISABLE_SUID=1"

 

次にリストア対象の Linuxサーバで visudo コマンドを使用して、/etc/sudoers ファイルに以下の行を追加します。

<SUDOユーザ> ALL=(ALL) NOPASSWD: /home/<SUDOユーザ>/.d2drestorefile/d2dtar.64,/tmp/d2dtar.64

  ※ "<>" 内はユーザ指定

 

以上の設定が終わりましたら、Arcserve UDP Linux Agent のリストア画面で SUDO ユーザを指定してリストアが実行出来るようになります。

  Sudo_restore

 

Linux環境で、Arcserve UDP Linux Agent のバックアップおよびリストア時に SUDO を利用する設定の詳細については以下のマニュアルを参照ください。

[Linux ノードで Sudo ユーザ アカウントを設定する方法]

https://documentation.arcserve.com/Arcserve-UDP/Available/8.0/JPN/Bookshelf_Files/HTML/UDPLUG/default.htm#AgentforLinuxUserGuide/udpl_hw_2_conf_sudo.htm

 

[リストア ファイル ジョブの実行中に SUID ビットを無効にする方法]

https://documentation.arcserve.com/Arcserve-UDP/Available/8.0/JPN/Bookshelf_Files/HTML/UDPLUG/default.htm#How%20to%20disable%20SUID%20bit%20while%20running%20Restore%20File.htm?

 

Arcserve UDP 8.1 では今回ご紹介した機能やこれまでの連載でご紹介した新機能以外に、SharePoint Online のバックアップパフォーマンスの改善や、ファイルレベルリストア時のネットワーク指定機能の拡張、または各種バックアップ対象の追加などがございます。

詳細については以下の資料を参照ください。

◎参考資料

[Arcserve UDP 8.1 新機能ガイド]

https://www.arcserve.com/wp-content/uploads/2021/09/udp-81-product-update.pdf

[Arcserve UDP 8.x 新機能のご紹介]

https://www.arcserve.com/wp-content/uploads/2021/04/udp-80-new-feature.pdf

 

Arcserve UDP 8.1 新機能紹介 に関する連載は以上となりますが、今後も Arcserve UDP の新しい機能やおよび他の製品についてもお役に立てられる情報を提供いたしますので、どうぞご期待ください。

<関連記事>

Arcserve UDP 8.1 公開!「8.0」とは何が違う!?

2021年11月 5日 (金)

『Arcserve サポート ポータル 新システム よくある質問 (FAQ)』が公開されました。

Arcserveサポートへの問い合わせの回答は電話で担当者が回答した場合でも併せてメールで届きますが、その回答内容をArcserveサポートポータルにログインして確認することも可能です。

サポートポータルにログインをして問い合わせ履歴(Case)を確認する方法は、メールの回答を後から探して確認するという手間を省くことができ便利なため、このサポートポータルでのCase参照はたくさんのお客様に利用いただいております。

今回、そのArcserveサポートポータルが新システムへ移行したことで()新ポータルに関する様々な問い合わせを頂戴しております。今回セルフで疑問解消に役立てるべく問い合わせをもとにFAQが公開されました。

Arcserve サポート ポータル 新システム よくある質問 (FAQ) 

新サポートポータルになって疑問点があるといった場合はこちらのFAQもご確認ください。

 

重要なお知らせ Arcserveサポート ポータル新システム移行のご案内

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以上、Koichiがお伝えしました。

 

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