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2022年1月の4件の記事

2022年1月28日 (金)

Arcserve Replication / HA:クラウド環境での利用に便利! NAT 接続ユーティリティのご紹介

さて今回は、Arcserve Replication / HA (以降、Arcserve RHA)の NAT 接続ユーティリティ機能を改めてご紹介します。

Arcserve RHAをご採用いただくケースとしては、BCP対策として遠隔地のデータ センターにレプリカ サーバ(複製先)を設置してデータを複製するという利用例が多くあります。昨今では遠隔サイトとしてクラウドを利用するケースも増えてきています。

一般的にはマスタ サーバとレプリカ サーバの間にVPN接続が確立されていることが多いですが、コスト削減のために VPN を使用せず、素のインターネット回線でレプリケーションを行う場合もあります。

この場合、マスタ サーバとレプリカ サーバのプライベート IP アドレスがお互いに見えないので、シナリオが作れなかったり、データのリストアができなかったりという問題があります。この問題を解消するのがこれから紹介するArcserve RHAのNAT 接続ユーティリティです!

 

構成例

今回ご紹介する例は、社内にマスタ サーバがあり、レプリカ サーバがクラウドにあるような環境です。

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2022年1月21日 (金)

Arcserve UDP Cloud Direct が通信のために利用するポートは「443/TCP(送信)」「8443/TCP(送信)」です。

Arcserve UDP Cloud Direct は通信のために利用するポートは

443/TCP(送信)、8443/TCP(送信)

です。

Arcserve UDP Cloud Direct Agent 利用環境にて上記ポートで以下のホスト名やサブネットに対して通信できる必要があります。
必要に応じて組織のファイア ウォールにポート開放のための設定を行ってください。

・admin.zetta.net
・dataapi.zetta.net
・smpping.zetta.net
・smpstatus.zetta.net
・cloud.arcserve.com
・ccapi.arcserve.com
・ccapi-prod1.arcserve.com
・cc1-prod1.arcserve.com
・210.162.185.0/24(東日本リージョンの場合)
・74.114.124.0/22(Santa-Clara リージョンの場合)

この内容はArcserve UDP Cloud Direct の『スタートアップガイド』に掲載されていますので適宜参照してください。

※通信ポートについては「2.2 動作要件、その他要件の確認」に掲載されています。

Arcserve UDP Cloud Direct スタートアップガイド【Windows編】 (P.9)

Arcserve UDP Cloud Direct スタートアップガイド 【仮想エージェントレス編】 (P.9)

Arcserve UDP Cloud Direct スタートアップガイド 【Linux編】 (P.7)

 

Arcserve UDP Cloud Directを使用した際に、うまく動作しないな、という場合はまずこの通信ポートの解放設定がされているを確認してください。

 

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以上、Koichiがお伝えしました。

2022年1月14日 (金)

Arcserve UDPとArcserve Backupの製品有効化は2種類の方法があります。今回そのPros/Consをまとめました。

Arcserve UDPとArcserve Backupの製品有効化は2種類の方法があります。

1つはライセンスキーを製品に直接登録する「ライセンスキー適用方式」で、
もう1つはインターネット経由で行う「(狭義の)アクティベーション方式」です。

今回それぞれの主なPros/Consをまとめました。

【ライセンスキー適用方式】

メリット:従来から慣れ親しんだ方式でライセンスキーを適用するだけのため手順がわかりやすく、直観で進めることもできる。

デメリット:アクティブ化を促すメッセージが出るため製品の有効化が未完了ではないかと気になってしまう。
(ただし、これは仕様上メッセージが出ますがライセンスキーが正しく適用されている場合は無視できます。解説記事『Arcserve製品の「アクティブ化」を促すメッセージが出ていますが、どうしたらよいでしょうか?』)

【アクティベーション方式】

メリット:License Portal上でライセンスを管理でき、どのサーバにどのオーダーのライセンスを適用しているかが一目瞭然です。

デメリット:新しい有効化方式のため手順がイメージしにくい。
(最初は直観で進めるのではなく『アクティベーション手順書』に沿って実施いただくことをお薦めします)

 

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以上、Koichiがお伝えしました。

2022年1月 7日 (金)

バックアップのトレンドをチェック!2021年に最も読まれた Arcserve ブログ記事は……!?

新年あけましておめでとうございます!

今日は2021年に当ブログに投稿された比較的新しい記事の中から、特に多くの方に読まれた記事を5つご紹介いたします。

ちょっと最新(?)のトレンドを確認して2022年のスタートダッシュを切りましょう!!

 

第1位:Apache Log4j の脆弱性 (CVE-2021-44228 等) における Arcserve 製品への影響について

2021年12月、Java のロギングライブラリとして広く使われる log4j に深刻な脆弱性があるという情報が公開されました。当初公開された CVE-2021-44228 以外にも複数の脆弱性が報告されており、多くの方が対応に追われています。

Arcserve では当ブログ並びに Arcserve サポート ポータルでも、本脆弱性が Arcserve 製品/サービスに及ぼす影響について情報を公開しています。

 

第2位:[2021年版] 年末年始までにできる、バックアップデータのランサムウェア対策

昨年末に行ったアンケート調査で、多くのお客様がバックアップ データのランサムウェア対策ができていないという結果が出ており、それにショックを受けて書いた記事です。

少しでも多くの方に対策を進めていただきたいので、お金がかからず今すぐできる具体的な対策に絞って書きました。

2022年になってもランサムウェアを使った攻撃は続くでしょうし、この記事がお役に立てば幸いです。

※ ちなみにこの記事は 2021年11~12月に実施されたココログの企画お題の記事でポイントGET」でニフティ賞を受賞しています!!ありがとうございました。

 

第3位:Arcserve UDP の新バージョン 8.0 がリリースされました。

3番目にしてようやく明るいニュースがランクイン!!

2021年4月には 2年ぶりに Arcserve UDP の新メジャー バージョン 8.0 を発売しました。その後 2021年9月には、Arcserve UDP 8.0 のマイナー リリースである 8.1 も公開しています。

いずれも、クラウド対応やセキュリティ強化を目玉としながら、日本のお客様から要望をいただいた機能を多く盛り込んでおります。バックアップサーバの更改予定の方や、久しぶりに Arcserve UDP を触るという方は要チェックです!!

 

第4位:2021/11/17 更新:Arcserve サポート ポータル移行に伴う不具合等について

2021年は Storage Craft 社との合併に伴い、Arcserve サポートポータルの移転がありました。本件では皆様に大変なご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。多くの方にこの記事をご覧いただいており、サポート ポータルの重要性を再認識しています。引き続き改善に努めて参ります。

修正済みの不具合情報だけではなく、新ポータルを利用するうえでのヒントも掲載しておりますので、これから新サポート ポータルを使い始めるという方は、この記事を是非ご一読ください。

 

第5位:Arcserve UDP 8.0 新機能紹介(6):ランサムウェア対応の強化

Arcserve UDP 8.0 新機能紹介連載の中ではやはり「ランサムウェア」関連の記事が上位に来ました。

バックアップはランサムウェアの切り札ですが、その有効性ゆえに攻撃者に狙われるケースが多発しています。ランサムウェア対策の一環として、バックアップデータの保護にも取り組んでいただければ幸いです。

なお、惜しくもランク外ではありましたが、他の Arcserve UDP 8.0/8.1 の新機能紹介記事も多くの方に読んでいただきました。ありがとうございます!

 

以上、ホテがお伝えしました。

2022年も皆様のお役に立つ情報をお届けできればと思います。Arcserve 並びに当ブログをご愛顧・ご愛読よろしくお願いいたします!!

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