ライセンスキーの適用に失敗した場合はライセンスモジュール(ライセンスSDK)のバージョンを確認してください。
Arcserve UDP 8.xのライセンスキーを登録をする際に「ライセンス SDK のバージョンが一致しないため、ライセンス キーの追加に失敗しました。」というエラーが発生した場合、以下のライセンスモジュール(ライセンスSDK)のバージョンを確認してください。
・ライセンスモジュールのファイル名:CALicense.exe
・デフォルトのインストール先フォルダ:
C:\Program Files (x86)\Arcserve\SharedComponents\CA_LIC
・バージョン確認方法:ファイルを右クリックし、プロパティ - 詳細タブを確認します。
(他の確認方法:同一フォルダにある lic98version.exe をダブルクリックすることで作成される lic98version.log をメモ帳で開くことでファイルのバージョンを確認できます)
UDP 8.xに対応しているライセンスモジュールのファイルのバージョンは3.2.0.32以上ですが、このエラーが出ている場合はバージョンが3.2.0.27といった古いバージョンになってしまっています。
このライセンスモジュールはArcserve UDPとArcserve Backupで共通ですが、Arcserve UDP 8.xのインストール後にArcserve Backup 18.0をインストールすると、Arcserve Backup 18.0の古いライセンスモジュールで上書きされてしまいます。
こうなっている場合は、改めてUDP 8.xに対応したライセンスモジュールを入れなおします。
手順の詳細はこちらの技術情報に記載されていますので参照してください。
【技術情報】Arcserve UDP 8.0 のライセンス登録時に、「無効なライセンス キー。」と表示されライセンスが登録できない事象について
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以上、Koichiがお伝えしました。
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