ライセンスキーの適用に失敗した場合はライセンスモジュール(ライセンスSDK)のバージョンを確認してください。
Arcserve UDP 8.xのライセンスキーを登録をする際に「ライセンス SDK のバージョンが一致しないため、ライセンス キーの追加に失敗しました。」というエラーが発生した場合、以下のライセンスモジュール(ライセンスSDK)のバージョンを確認してください。
・ライセンスモジュールのファイル名:CALicense.exe
・デフォルトのインストール先フォルダ:
C:\Program Files (x86)\Arcserve\SharedComponents\CA_LIC
・バージョン確認方法:ファイルを右クリックし、プロパティ - 詳細タブを確認します。
(他の確認方法:同一フォルダにある lic98version.exe をダブルクリックすることで作成される lic98version.log をメモ帳で開くことでファイルのバージョンを確認できます)
UDP 8.xに対応しているライセンスモジュールのファイルのバージョンは3.2.0.32以上ですが、このエラーが出ている場合はバージョンが3.2.0.27といった古いバージョンになってしまっています。
このライセンスモジュールはArcserve UDPとArcserve Backupで共通ですが、Arcserve UDP 8.xのインストール後にArcserve Backup 18.0をインストールすると、Arcserve Backup 18.0の古いライセンスモジュールで上書きされてしまいます。
こうなっている場合は、改めてUDP 8.xに対応したライセンスモジュールを入れなおします。
手順の詳細はこちらの技術情報に記載されていますので参照してください。
【技術情報】Arcserve UDP 8.0 のライセンス登録時に、「無効なライセンス キー。」と表示されライセンスが登録できない事象について
+++
以上、Koichiがお伝えしました。
« ランサムウェア対策に Arcserve UDP のデータをテープに保管 | トップページ | [Arcserve] Spring Framework 脆弱性(CVE-2022-22965) における弊社製品への影響について »
「ライセンス登録/アクティベーション」カテゴリの記事
- Arcserve UDP Cloud Directの容量追加ライセンスをCloud Consoleに追加する方法をご案内します。(2022.06.03)
- Arcserve UDPサブスクリプション製品を更新した際はライセンスキーを追加適用しライセンス期間を延長してください。(2022.04.15)
- ライセンスキーの適用に失敗した場合はライセンスモジュール(ライセンスSDK)のバージョンを確認してください。(2022.04.01)
- Arcserve UDPを使った仮想環境のバックアップで「Standard Edition - Socket」ライセンスが不足しているというエラーが出た場合にチェックする内容をまとめました。(2022.03.11)
- Arcserve UDPとArcserve Backupの製品有効化は2種類の方法があります。今回そのPros/Consをまとめました。(2022.01.14)
「Arcserve UDP (旧製品名 Arcserve D2D)」カテゴリの記事
- Arcserve UDP Agent(Windows)での バックアップ データ二重化(2022.05.13)
- Arcserve UDP で Wasabi オブジェクト ロックにバックアップ データをコピー【スケジュール編】(2022.06.17)
- ライセンスキーの適用に失敗した場合はライセンスモジュール(ライセンスSDK)のバージョンを確認してください。(2022.04.01)
- ランサムウェア対策に Arcserve UDP のデータをテープに保管(2022.03.25)
- 午後10時の日次バックアップを7世代保存であれば、2つの設定だけで永久増分バックアップができてしまいます。(2022.03.04)
「Arcserve Backup」カテゴリの記事
- Arcserve Backup 19.0 のライセンスキー登録時に「入力済みのライセンス キーは無効です」と表示された場合にチェックする項目をまとめました。(2022.06.24)
- Arcserve UDP 8.x に含まれるArcserve Backupのバージョンは「18.0」ですが無償アップグレード申請で Arcserve Backup 19.0 を入手できます。(2022.04.08)
- ライセンスキーの適用に失敗した場合はライセンスモジュール(ライセンスSDK)のバージョンを確認してください。(2022.04.01)
- ランサムウェア対策に Arcserve UDP のデータをテープに保管(2022.03.25)
- (2022/04/13更新)Arcserve 製品の Windows Server 2022 / Windows 11 対応状況(2022.02.18)
« ランサムウェア対策に Arcserve UDP のデータをテープに保管 | トップページ | [Arcserve] Spring Framework 脆弱性(CVE-2022-22965) における弊社製品への影響について »
コメント