« ランサムウェアの脅威により、バックアップの3-2-1ルールは3-2-1-1ルールへ | トップページ | Arcserve UDP コンソール・復旧ポイント サーバの利用のすすめ »

2022年7月22日 (金)

Arcserve Backup の最新版 19.0 がリリースされています!!

ブログでのお知らせがすっかり遅くなってしまいましたが、2022年4月に Arcserve Backup 19.0 がリリースされました。本日はその Arcseve Backup 19.0 の主なアップデートをお届けいたします。

Arcserve Japan、バックアップソフトウェアの新バージョン 「Arcserve Backup 19.0」を発表

 

1. OS / アプリケーション対応の追加

まず、一番の目玉は Windows Server 2022 対応です。Arcserve Backup 19.0 はバックアップ対象としてだけではなく、バックアップ サーバとしても Windows Server 2022 に対応しています。

来年の Windows Server 2012 / 2012 R2 のサポート終了を控え、Windows Server 2022 を導入したいというご相談をいただくことも増えてきました。ぜひ安心して Arcserve Backup 19.0 をご利用ください。

11_win2022

 

さらに、CentOS の後継と言われる AlmaLinux や Rocky Linux にも対応しています(それぞれ 8.4 と 8.5 に対応)。古いサーバに保持されてたデータをバックアップし、新しいサーバにリストアする事で、データ移行ツールとしても活用いただけます。

12_linux

 

Debian 11.x や HCL Domino 12.0.1 など新しいプラットフォーム/アプリケーションにも対応しています。2023年3月からは vSphere 8.0 にも対応しました(パッチ P00002763 の適用が必要です)。詳しくは以下の動作要件をご覧ください。

Arcserve Backup 19.0 for Windows 動作要件

 

また、NDMP NAS オプションについては Arcserve Backup 19.0 のリリース後にパッチが公開され、新たに Data ONTAP 9.9、9.10、9.11 に対応しています。NetApp 社と富士通(Fujitsu)社の NAS に対応しています。

Arcserve Backup 19.0 for Windows 認定済みデバイス

P00002752 | Arcserve Backup 19.0 | ONTAP 9.9, 9.10 and 9.11 Support

 

2. 機能のアップデート

機能面での目玉は LTO9 対応です。LTO9 は 1巻 18 TB(非圧縮)のデータが格納できる最新のテープ メディアで、大容量のデータを高速にバックアップできます。

最近は標的型攻撃を組み合わせたランサムウェア攻撃によってバックアップ データが破壊/暗号化される事例も増えてきていますが、取り外し可能でネットワークからデータを切り離せるテープへのバックアップは有効な対策です。

21_lto9

 

また、Arcserve Backup は Arcserve UDP でバックアップしたデータを、テープに二次バックアップする場面でもご利用いただけます。Arcserve Backup 19.0 は、現時点で最新の Arcserve UDP 8.1 と連携できますので、バックアップ サーバを Windows Server 2022 で立てたい、という場面では是非ご利用ください。

22_tape_integration

 

Arcserve Backup 19.0 が対応しているテープ デバイスは、以下の認定済みデバイス リストをご覧ください。当初からサポートされていた IBM 社の LTO9 デバイスに加え、HPE 社 や DELL 社の LTO9 デバイスもリストに追加されています。関連パッチも公開されています。

Arcserve Backup 19.0 for Windows 認定済みデバイス

P00002713 | Arcserve Backup 19.0 | Support For HPE LTO-9

 

3. サードパーティ コンポーネントの更新

Arcserve Backup 19.0 からデフォルト データベースとして SQL Server Express 2019 がインストールされるようになります。Arcserve Backup 18.0 までのデフォルト データベースは SQL Server Express 2014 でしたが、これは 2024年7月に延長サポートの終了が予定されているので、これから導入するなら Arcserve Backup 19.0 が良いでしょう。

31_arcserve_database

 

この他、JRE や OpenSSL、昨年末脆弱性が話題になった Log4j などのコンポーネントもそれぞれ最新のものに更新されています。詳しくは以下の資料をご覧ください。

Arcserve Backup 19.0 新機能のご紹介

 

以上、ホテがお伝えしました。

« ランサムウェアの脅威により、バックアップの3-2-1ルールは3-2-1-1ルールへ | トップページ | Arcserve UDP コンソール・復旧ポイント サーバの利用のすすめ »

Arcserve Backup」カテゴリの記事

コメント

お世話になっております。
この度Arcserve Backup19を利用することになったのですが、
BMRの実施方法ががArcserve Backup UDPと比べるとわかりずらいのですが、
BMRを実施するにはImage Optionのインストールが必須ということでよろしいでしょうか?
またArcserve Backup Image Backup Optionは通常のバックアップとは違うバックアップなのでしょうか?

UDPと比べると多機能でBMRまでの過程が複雑なのですが、大まかな設定の流れをご教示していただけると助かります。

TK氏様

コメントいただきましてありがとうございます!返信が遅くなりまして申し訳ございません。

Arcserve Backup で BMR と同等の事を行うには「Image Option」は不要で、代わりに「Disaster Recover Option」というオプション製品が必要になります。大まかな利用方法については以下の資料をご覧ください。
------------------------
Disaster Recovery Option (惨事復旧オプション) を利用したWindows Server 2012 の復旧
https://www.arcserve.com/sites/default/files/wp-doc/asbu-r165-DR-tech-guide.pdf
------------------------

Arcserve UDP と異なる点として、Arcserve Backup Disaster Recovery Option では「復旧情報」と呼ばれるものが必要になります。上記資料の「2.2 復旧情報の複製」にあります通り、バックアップ サーバ自体の障害に備え、復旧情報はバックアップ サーバとは別な場所に複製いただく事をお勧めしています。

この他、詳細な情報は以下の記事とマニュアルをご覧ください。
------------------------
Arcserve Backup 19.0 注意/制限事項 - Disaster Recovery Option
https://support.arcserve.com/s/article/2022032701?language=ja#06

Arcserve Backup 19.0 for Windows Disaster Recovery Option ユーザ ガイド
http://documentation.arcserve.com/Arcserve-Backup/available/19.0/jpn/Bookshelf_Files/HTML/distrecv/default.htm
------------------------

なお、名前が紛らわしくて恐縮なのですが、「Image Option」は BMR のようなシステム復旧を行うためのものではなく、細かいファイルが多数あるボリュームを丸ごとバックアップする事でバックアップ時間を短縮するための機能です。

過去には Image Option という名前で販売していましたが、現在は「Enterprise Module」というオプション製品の一機能となっております。以下、参考資料をご案内いたします。
------------------------
バックアップ速度比較:Image Option と標準バックアップ
https://www.arcserve.com/sites/default/files/wp-doc/asbu-r165-ImageOption_Effect.pdf
------------------------

ホテ様

返信ありがとうございます。その後社内で以前利用していたエンジニアがいたので確認したところ
「ゴールデンキーを利用していてもオプションを購入していない型番なので利用できない」とのことでしたので、
単純なバックアップソフトとして利用するのみにとどまりそうです。

実は今回ホスト上でHyper-Vを稼働させるのですが、以下のドキュメントを確認したところ、

https://www.arcserve.com/sites/default/files/wp-doc/asbu_r16_wp_hyper-v.pdf

こちらもやはりゲスト用のライセンスが別途必要なようなのですが、所有していないので、
ホスト上のファイルの一部として仮想マシンをバックアップすることになりそうなのですが、
その場合に留意しておくべき事項やベストプラクティスなどはございますでしょうか?
何かアドバイスをいただけると幸いです。

TK氏様

ライセンスの所有情報についてご確認いただきましてありがとうございます。

Hyper-V 仮想マシンをホスト側でファイルとしてバックアップする方法については以下の技術情報をご覧ください。とはいえ、基本的には Agent for Virtual Machines をご利用いただく事をお勧めしておりますので、ご購入を検討いただけますと幸いです。
------------------------
Arcserve Backup による Hyper-V ホスト保護のガイドラインと留意事項について
https://support.arcserve.com/s/article/2022112001?language=ja

※また、Hyper-V ホスト サーバのバックアップ時に、すべての VM を予めパワー オフ状態にすることが可能な場合 (VM を事前に静止状態にできる場合) のみ、VM 格納領域を含めたバックアップ/リストアは可能です。ただし任意の VM 単位のリストアはできません。この場合、Hyper-V ホスト ローカル ボリューム上の VM 構成ファイルを、ファイルとして復元する動作になります。
------------------------

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ランサムウェアの脅威により、バックアップの3-2-1ルールは3-2-1-1ルールへ | トップページ | Arcserve UDP コンソール・復旧ポイント サーバの利用のすすめ »