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2022年9月 2日 (金)

ランサムウェア対策ストレージの決定版!Arcserve OneXafe ならではの優位性とは?

本記事でご紹介している Arcserve OneXafe は新規販売を終了いたしました。2025年1月現在、後継イミュータブル製品を開発中です。

皆様、こんにちは。
九月になりまして 2022 年もいつの間にか残り四か月弱となりました。
ちょっと気が早いかもしれませんが、Arcserve にとって今年一番の大ニュースと言えば、やはりイミュータブル(不変)ストレージ製品 “Arcserve OneXafe” のリリースであったかと思います。
Arcserve OneXafe はバックアップデータの格納庫として使っていただく「バックアップ専用 NAS」です。最近のランサムウェア攻撃では、本番データの復旧に利用するためのバックアップ データに対しても攻撃が行われるケースが増えていますが、Arcserve OneXafe は”不変”なスナップショットによりバックアップ データを守ります。おかげさまで大きな反響をいただきまして、私どもプリセールスのメンバーも日々、勉強会などへの対応に奔走しております。
そういった場面で必ずと言って良いほど出てくるのが、「他社でもストレージ製品は出しているが、それとなにが違うのか?」「競合と比較してなにが良いのか?」といったご質問です。
ここでは、Arcserve OneXafe ならではの優位性についてお話しします。

イミュータブルでも永久増分(継続的な増分)バックアップ運用が可能

一口にイミュータブル(不変) ストレージと言っても、その実現方法にはいろいろなものがありまして、実際にバックアップ データを格納する領域を不変にするタイプのものもあったりします。
しかしながら、そういったガチガチに守るタイプの方式であると、これはバックアップ ソフトとの相性がよろしくありません。弊社の Arcserve UDP のように昨今のバックアップ ソフトは、初回のみフルでバックアップし、以後は増分だけで運用する「永久増分(継続的な増分バックアップ)」が当たり前になっていますが、その永久増分運用のためには、マージ(古いバックアップ データの統合処理)が必要不可欠です。

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バックアップ データの格納先領域が完全に不変であると、このマージ処理もできなくなってしまいます。そうなると定期的なフルの取り直しをするような旧来の運用が必要になってしまい、大容量データのバックアップ案件への対応が難しくなります。
その点、Arcserve OneXafe では、バックアップデータの格納領域自体を不変にするのではなく、格納領域を 90 秒おきに自動で取得するスナップショットによって不変性を担保しており、バックアップ ソフト側のマージ運用の邪魔をしません。Arcserve UDP と組み合わせていただくことで、継続的な増分バックアップ運用が可能です。

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<関連記事>
Arcserve UDP 永久増分バックアップについて詳しく説明した資料

 

独自ファイル システムを搭載して堅牢性を実現

Arcserve OneXafe は、独自のファイル システムを使用しています。
データの格納の際には1つのデータブロックを3つの HDD に冗長的に格納するため、同時に2つのドライブに障害が起きてもデータは失われません。

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RAID とは異なりディスク交換時のシステム負荷を低く抑えられます。
また、90 秒おきに格納領域のスナップショットを取りますが、この処理は低負荷で行われますし、バックアップ データ感染時に健全な時点にスナップショットから回復する際にも、通常は 30 秒未満で処理が可能です。

 

バックアップ用に設計されているので、らくらく設定

設定が簡単なのも Arcserve OneXafe の利点です。
一般的なストレージにもスナップショット機能は搭載されていますが、これをバックアップ データが格納されるイミュータブル ストレージ的に使用しようと思うと、さまざまなチューニングの手間がかかります。
Arcserve OneXafe ではバックアップ データを格納するためのストレージ共有領域を設定する際に、「ストレージ ポリシー」と呼ばれる、事前定義のポリシーを設定します。あらかじめ用意されている設定プリセット(バックアップ用途の場合には「Backup/Recovery」)を選択するだけでバックアップ用途に適した設定が完了します。

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最初からスナップショットはイミュータブルに設定されていますので、あとは Arcserve UDP や Arcserve Backup 側で普通の NAS の場合と同様にバックアップ先を OneXafe に設定するだけで運用を開始いただけます。

 

Arcserve製品との高い親和性

Arcserve OneXafe には、重複排除や圧縮機能も搭載されています。
Arcserve UDP や Arcserve Backup の持っている重複排除や圧縮機能などと、ストレージ側で持っているそれらの機能とはバッティングしないのかということについては、よくお客様からもご質問をいただきます。実際、一部のストレージ製品と組み合わせたときには、重複排除や圧縮機能をソフトとハード両方で有効にするとパフォーマンスが大きく低下するケースなども確認しています。
その点で、Arcserve OneXafe につきましては安心して Arcserve のバックアップソフトと組み合わせていただけます。
社内で行った検証では、ソフトとハード両方で重複排除を有効にした時には、むしろ片方だけで有効にしているときよりも速度が向上しているというデータも得られています。
Arcserve 製品と組み合わせるストレージとして、安心してお使いいただけます。

 

サポート面での優位性

バックアップ ソフトも Arcserve、ストレージも Arcserve としていただくことで、サポート面での利便性が出てきます。お客様のもとでなにか問題が発生してサポートにお問い合わせをいただく際には、ソフトもハードも同じ窓口で受付いたします。
お客様は問題が起きた際、その問題がバックアップ ソフトに起因するものであるのか、ストレージ ハードウェアに起因するものであるのかを切り分けしていただく必要はありません。
どちらも、高い満足度を誇る Arcserve のサポートをご利用いただけます。

 

以上、Arcserve OneXafe の優位性という観点から見てまいりました。
他にも、Arcserve ならではのわかりやすい(そして日本独自の!)技術資料の提供などは今後どんどん進めてまいります。
まだまだ猛威を振るっているランサムウェアの対策に、是非、Arcserve OneXafe の導入をご検討ください。
勉強会のご要望などもお待ちしております!

 

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