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2022年10月の4件の記事

2022年10月28日 (金)

Windows Server 2012/2012 R2のサポート終了がもうすぐ。準備は済んでいますか?

Windows Server 2012/2012 R2の延長サポートが2023年10月10日に終了します。実はまだ利用中というお客様もいらっしゃるかと思います。サポート終了まで1年を切ったので、そろそろタイムリミットが近づいていますね。
延長サポートが終了した Windows Server は新しいセキュリティ パッチが提供されなくなってしまうので、新しいサーバへ乗り換えようという方も多いです。この時に課題になるのがデータの引っ越しです。
元のサーバから新しいサーバにデータをコピーする方法として無料ツールなどもありますが、本当にすべてのファイルがコピーされたのか確認するのも一苦労。また、その間ユーザのアクセスを制限するのか等も気にしなければなりません。
このように、どうやって移行させようか悩んでいるお客様に、今回はArcserve Replicationを利用したファイルサーバの移行を紹介したいと思います。

 

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2022年10月21日 (金)

Arcserve Replication / High Availability 18.0 SP3a が公開されました。

ご報告が少し遅れましたが、2022年9月に Arcserve Replication / High Availability(以下 Arcserve RHA)18.0 の最新サービス パック「18.0 SP3a」が公開されました。

名前が紛らわしいのですが、これまでも公開されていた 18.0 SP3 とは違い 18.0 SP3a というサービス パックになります(SP3 の後ろに「a」が付きます)。

 

Windows Server 2022 に対応!!

Arcserve RHA 18.0 SP3a で何が新しくなったかというと、まず挙げられるのが Windows Server 2022 および Windows Server IoT 2022 for Storage への対応です。

10_win2022

一番ご利用される方が多いファイル サーバシナリオだけではなく、Microsoft SQL Server シナリオ、Oracle Database シナリオ、Hyper-V シナリオ、IIS シナリオ、フルシステム シナリオなども Windows Server 2022 に対応し、最新の環境をレプリケーションで守れるようになります。

Arcserve RHA 18.0 SP3a が対応しているアプリケーションと OS の組み合わせの詳細は、以下の動作要件をご覧ください。

Arcserve Replication/High Availability 18.0 動作要件

 

また、細かい点として Microsoft Edge にも正式対応しました。これまで対応していた Web ブラウザは Ineternet Explorer、Chrome、Firefox の3つでしたが、Windows OS のデフォルト ブラウザとして使われることが多い Edge が使えるようになって、少し便利になりました。

 

Azure へのシステム移行も便利に!

また、システム全体をレプリケートする事が出来るフルシステム シナリオでは、UEFI boot の Windows マシンを Azure VM としてレプリケートする事が出来るようになりました(旧バージョンでは BIOS boot のマシンにのみ対応)。

11_win_uefi_azure

Windows Server 2012 / 2012 R2 の延長サポート終了まで後1年という事で、これらの OS 上に構築されたシステムを Azure 上に移行して延命したいという案件が増えています。(Azure に移行すると2026年10月まで追加のセキュリティ更新プログラムが受けられるのです。)

フルシステム シナリオはリアルタイムにシステム全体をレプリケートできるので、短いダウンタイムでシステムを Azure に移行できます。Arcserve RHA 18.0 SP3a ではさらに Azure での UEFI boot に対応し、より簡単にシステムを移行できるようになります。

<関連記事>

Windows Server 2012 サポート終了! Azure移行のススメ

 

なお、Azure と直接関係はありませんが、Linux 環境でシナリオのグループ管理もできるようになりました。グループ管理は複数のシナリオをまとめて実行したりスイッチオーバーしたりするための機能で、レプリケーション対象の Linux サーバがたくさんあるときに便利です。

<関連記事>

Arcserve Replication/HA 18.0 で複数のシナリオをまとめて操作できるようになりました。

 

Arcserve RHA 18.0 SP3a の新機能をまとめると以下になります。

01_180sp3a

Arcserve Replication / High Availability 18.0 新機能紹介資料 P.11 より

 

ダウンロードはサポート ポータルから

Arcserve RHA 18.0 SP3a を使いたいという方はおなじみの Arcserve サポート ポータルでインストーラーをダウンロードできます。無料のアカウントでログインが必要です。

Arcserve RHA 18.0 SP3a ダウンロード リンク

Arcserve 製品のダウンロード方法について

 

冒頭で申し上げた通り、18.0 SP3 とは名前が似ているものの全く別なモジュールです。インストールしたら以下の方法でビルド番号を確認できます。18.3.0.7086 になっていれば 18.0 SP3a です。

Arcserve Replication/High Availability のバージョン確認方法

 

リリース ノートも公開されています。新機能だけではなく修正された不具合も確認できます。

Arcserve Replication/High Availability 18.0 SP3a リリース ノート

 

以上、ホテが Arcserve RHA の最新サービス パック 18.0 SP3a をご紹介しました。

これから Arcserve RHA を導入する方は是非ご利用ください。

2022年10月14日 (金)

イミュータブル(不変)ストレージのArcserve OneXafeは税込価格8,250,000円~14,190,000円ですが、1年1TBあたりで計算すると5万円強~4万円弱となります。

本記事で紹介している価格は 2022年10月現在のものです。最新の価格は「購入方法と製品価格表」をご覧ください。

Arcserve OneXafe(ワンセーフ)はArcserve UDPやArcserve Backupのバックアップデータ保存先となるNASです。
特徴としては、バック グラウンドで定期的に”不変な”スナップショットを取得するため、ランサムウェアや不正アクセスによりデータに改ざんや削除があってもスナップショットを使って正常時の状態に復旧できます(OneXafeのカタログはこちら)。

Onexafe

気になるこのOneXafeの価格ですが、下図の通り、5年メンテナンスが付いて税込み8,250,000円~14,190,000円です。ストレージの容量に応じて変わってきます

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2022年10月 7日 (金)

Arcserve RHA の ライセンスキー登録画面に表示されている「集約ライセンスキー」とは?

Arcserve Replication & High Availability (RHA) のライセンスキー管理画面をみると「集約ライセンス キー」という項目があり、登録していないライセンスキーが表示されています。これは何でしょうか?

下図のように実際に登録したライセンスキーは「以前の増分および一時ライセンス」の項目に順番に表示されていますが、それとは別に「集約ライセンスキー」という項目もあります。

この「集約ライセンス キー」はこれまでに登録したライセンスキーを1つのライセンスキーに変換したものになります。

複数のライセンスキーを登録していた場合、サーバリプレースの際には「集約ライセンス キー」の1つだけを新しいサーバでご登録いただければ済むというメリットがあります。

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以上、Koichiがお伝えしました。

 

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