本日はイミュータブル ストレージ OneXafe の管理コンポーネントの1つである「プライベート OneSystem」をご紹介します。
プライベート OneSystem とは
OneXafe は「OneSystem」と呼ばれるコンソールへの登録が必要です。そうする事で、OneXafe の上に共有フォルダを作成したり、そこにアクセスできるアカウントの管理が出来たり、使用容量の確認などが行えるようになります。
この OneSystem にはインターネット上に公開されている「パブリック OneSystem」と「プライベート OneSystem」の2種類があります。
Arcserve OneXafe 4500 シリーズご紹介 P.14 より引用
プライベート OneSystem の展開
プライベート OneSystem は VMware または Hyper-V の仮想マシン(仮想アプライアンス)として展開します。対応しているハイパーバイザーや仮想アプライアンスの推奨スペックは以下の動作要件をご確認ください。
Arcserve OneSystem 動作要件
2022年11月時点ではプライベート OneSystem 4.8 が最新バージョンです。プライベート OneSystem のインストーラは Arcserve サポート ポータルからダウンロードできます。無料で作れるアカウントでログインが必要です。
VMware 環境に展開する場合は ISO 形式のファイルを、Hyper-V 環境に展開する場合は MSI 形式のファイルをダウンロードしてください。
Arcserve OneSystem 4.8 ダウンロード リンク
※ 最新バージョンは Arcserve サポート ポータルの OneXafe ページをご確認ください。
プライベート OneSystem の展開方法はこちらの連携ガイドに詳しく書いてあります。ぜひご活用ください。
Arcserve UDP & OneXafe 連携ガイド(プライベート OneSystem編)
その他、以下のページでプライベート OneSystem 関連のマニュアルもご覧いただけます。「Arcserve OneXafe プライベート OneSystem リリースノート」と「Arcserve OneXafe プライベート OneSystem 4.8 展開ガイド」がプライベート OneSystem 関連です。
Arcserve OneXafe 製品ドキュメント
プライベート OneSystem のバックアップは忘れずに!!
なお、プライベート OneSystem 自体のバックアップはお客様自身で必ず行ってください。
サイバー攻撃やシステム障害でプライベート OneSystem 自体のデータが失われてしまうと、OneXafe 上の共有フォルダを管理する事が出来なくなってしまいます。そうならないように、定期的なバックアップが必要です。
VMware や Hyper-V 仮想マシンのバックアップが得意なバックアップ ソフトは Arcserve UDP!!という事で、前述の連携ガイドでは Arcserve UDP を使ったプライベート OneSystem のバックアップ方法も解説しています。
再掲:Arcserve UDP & OneXafe 連携ガイド(プライベート OneSystem編)
以上、ホテがお伝えしました。
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