ライセンスプールを削除しようとする際に表示される「Pool is assigned machine(s)」メッセージについて解説します。
Arcserve UDPやArcserve Backupの製品有効化は
(a)ライセンスキー適用方式
(b)License Portalを使ったアクティベーション方式
の2種類がありますが(※)今回はLicense Portalを使ったアクティベーション方式で行っている場合の話になります。
※Arcserve UDPとArcserve Backupの製品有効化は2種類の方法があります。今回そのPros/Consをまとめました。
事例としては、サーバAのUDPコンソールを廃止し、ここで管理していたライセンスの全てを既存で別にあるサーバBのUDPコンソールへライセンスを移行する。という場面です。
ここでのライセンスプール間をどのようにライセンスを動かすかというと、
①ライセンスプールAからDefaultのライセンスプール(ライセンスの仮置き場)へ一旦移動させ、
②そのあとライセンスプールへライセンスを移動させる。
となります。
ここでのポイント1は、
ライセンスプールの仕様として最低1本はライセンスが登録されていなければいけませんので、ライセンスを全て移動し残り0にする場合はライセンスプール自体を削除する必要があります。
そしてポイント2ですが、
ここでライセンスプールをただ削除しようとすると
ライセンスプールの削除
Pool is assigned machine(s):サーバ名. So Please deactivate them in order to delete the pool
というエラーが出ます(ホスト名はUDPコンソールまたはArcserve Backupマネージャーが導入のサーバ名です)。
【ライセンスプールを削除する手順】
そこで正しい手順はどうするかといことですが、(1)削除対象のライセンスプールに紐づいているサーバを非アクティブ化したうえで(2)ライセンスプールを削除することになります。
手順の詳細は下記『アクティベーション手順書』を参照してください。
(1)サーバを非アクティブ化
手順書のP.83 (PDF P.87) 「6.2 オフライン アクティベーション方式の解放」
(2)ライセンスプールの削除
手順書のP.90 (PDF P.94) 「6.3 ライセンス プールの削除」
+++
以上、Koichiがお伝えしました。
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