Arcserve OneXafe のスナップショットの保持期間について
本記事でご紹介している Arcserve OneXafe は新規販売を終了いたしました。2025年1月現在、後継イミュータブル製品を開発中です。
皆様、こんにちは。
今回は最近問い合わせが増えてきているArcserve OneXafe(ワンセーフ)に関するコラムで、 Arcserve OneXafe のスナップショットについて解説します。
Arcserve OneXafe のスナップショットについて
Arcserve OneXafe (以下、OneXafe) の中にはバックアップデータを保管する共有領域と、共有領域に書き込まれたバックアップデータからスナップショットで取得した情報があります。
スナップショットで取得した情報とは、共有領域内に「データが書き込まれた時点」を記録として残しておくことができるポインタ情報のことです。
この2つはそれぞれ以下の特性があります。
- 共有領域 => 外部からのデータの変更が可能
- スナップショット => 外部からの変更が不可
共有領域に保存されるファイルは Arcserve UDP や Arcserve Backup のようなバックアップ ソフトで変更が可能ですが、スナップショットで取得されたデータ(ポインタ情報)は変更出来ません。
そして万が一、ランサムウェアによって共有領域にあるバックアップデータが削除や改ざんされたとしても、スナップショットを使って共有領域にあるバックアップデータを正常な時点に戻すことが出来ます。