OneXafeはイミュータブル(不変)ストレージなのにArcserve UDPのバックアップ先として利用できファイルの変更を伴うマージができるのはなぜ?
Arcserve OneXafe(ワンセーフ)はイミュータブルストレージ(不変ストレージ)です。
不変ストレージということであれば「バックアップしたデータを変更できず、マージでバックアップデータを変更すること自体もできないのでは?」という疑問が出てくるかと思います。
そこで今回はこの点について深堀します。
Arcserve OneXafe は SMB 共有 NAS としての機能を提供し表面上データを変更する事が可能です。そのため、Arcserve UDPなどのアプリケーションからは透過的に利用する事ができます。
不変なのはバックグラウンドで自動取得されるスナップショットの方です。共有上のファイルが不正に変更/削除されたとしてもスナップショットから復元する事ができます。
(『Arcserve OneXafe FAQ』P.2 Q9参照)
従って、仮にランサムウェア等の攻撃者がOneXafeのデータを改ざんしようとしても、改ざんできるのはSMB(CIFS)共有フォルダにあるArcserve UDPがバックアップしたバックアップデータのファイルだけになり、スナップショットは改ざんできません。
■Arcserve OneXafeについての詳しい説明は下記のブログ記事をご覧ください。
ランサムウェア対策の次の一手!イミュータブル(不変)ストレージ Arcserve OneXafe
ランサムウェア対策ストレージの決定版!Arcserve OneXafe ならではの優位性とは?
■サポートページに公開されているArcserve OneXafe 製品ドキュメントは下記になります。
+++
以上、Koichiがお伝えしました。
« Microsoft Azure へのレプリケート & 仮想スタンバイ | トップページ | Arcserve Cloud Direct:ユーザ管理と役割の分担 »
「Arcserve OneXafe」カテゴリの記事
- 「満員御礼! Nutanix x 日立システムズ x Arcserve 仮想化基盤移行 コラボセミナー開催報告」(2024.06.07)
- 災害対策はこれで決まり!規模別バックアップ構成「松竹梅」(2024.03.01)
- Arcserve UDPの重複排除を利用しない環境でのOneXafeの利用(2024.02.02)
- 株式会社瑞穂様 導入事例:ランサムウェア対策として担保したかったバックアップデータの安全(2024.02.16)
- 那覇市様 導入事例:ランサムウェアから市民サービスを守る方法(2024.02.09)
« Microsoft Azure へのレプリケート & 仮想スタンバイ | トップページ | Arcserve Cloud Direct:ユーザ管理と役割の分担 »
コメント