Arcserve RHA での 「圧縮転送」 と 「圧縮属性のレプリケート」
先日 「Arcserve Replication でデータを圧縮できるの?」 というお問い合わせをいただきました。
Arcserve Replication / High Availability (以降 Arcserve RHA と省略)では転送中のデータを圧縮する場合と、圧縮されたファイルをレプリケーションする場合の2通りがあります。
本日は、両者についてそれぞれご説明します。
## 圧縮転送について
これはマスタ(複製元)サーバから転送するデータを圧縮し、レプリカ(複製先)サーバで受信後に展開する、というものです。
この機能の目的は、レプリケーションによる帯域幅の使用量を節約するとともに、帯域幅がボトルネックになっている環境での RPA(※1) を改善するという点にあります。レプリカのストレージ容量を節約するためのものではありません。