復旧用メディアは使いまわせる?Arcserve UDP Agent for Windows 復旧用メディアに関するよくある質問と回答
Arcserve UDP は「イメージ バックアップ」と呼ばれるジャンルのバックアップ ソフトウェアで、障害時にシステムを丸ごと復旧できるという特長があります。
この 「システムを丸ごと復旧する」 には「復旧用メディア」 と呼ばれるものが必要で、Arcserve UDP では、大きく分けて Windows と Linux サーバの復旧用メディアがあります。
今日はこのうち、Windows の復旧用メディアについて、よくある質問と回答を紹介します。
# 復旧用メディアとは
Arcserve UDP には標準機能として 「ベアメタル復旧(BMR)」 という機能が備わっています。BMR を活用することで、ハードウェア障害やランサムウェア攻撃などで起動しなくなってしまったシステムを、バックアップ時点の状態に丸ごと戻すことができます。
この時に必要になってくるのが 「復旧用メディア」 です。復旧用メディアには Windows PE(Preinstallation Environment)が含まれており、 BMR のために一時的に Arcserve UDP を動作させる環境を提供します。これにより、仮にシステムが起動せず、その上にインストールされた Arcserve UDP も動作しない状況であったとしても、バックアップ データ(復旧ポイント)を読み出してシステムを復旧することができるわけです。
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