Arcserve UDP 10.1 をリリースしました(概要編)
2025年5月12日に Arcserve UDP の最新リリース、10.1 が公開されました。今回は Arcserve UDP 10.1 で新しくなったポイントを紹介いたします。
# Arcserve UDP 10.1 で新しく対応したプラットフォーム
Arcserve UDP 10.1 の目玉はプラットフォーム対応です。Nutanix AOS 6.10 や Nutanix Files 5.0.z、NetApp Data ONTAP 9.16.1、Red Hat Enterprise Linux 9.5 系、Debian 12.8、SUSE Linux Enterprise Server 15 SP6 等、新しい環境のデータを守ることができるようになっています。
(最新情報は Arcserve UDP 10.x 新機能紹介資料 P.21 以降を参照)
詳しくは動作要件もご確認ください。
# Arcserve UDP 10.1 での機能拡張
Arcserve UDP 10.1 には以下の機能拡張も含まれます。
・アシュアード セキュリティ スキャンのインターフェースがより使いやすく。
・AlmaLinux Gnome ベース Live CD で幅広い環境のベアメタル復旧(BMR)が可能に。
これらについては以下の解説記事をご覧ください!
# Arcserve UDP 10.1 のインストールについて
Arcserve UDP 10.1 は Arcserve UDP 10.x のマイナー リリースに当たるため、従来から Arcserve UDP 10.0 をご利用されている方は、ライセンス キーを差し替えることなくご利用いただけます。
注意いただきたいのは Windows 環境(※)での新規インストールです。Windows 環境用のインストーラは Arcserve UDP 10.0 からの差分パッケージになるため、最初に Arcserve UDP 10.0 をインストールしたうえで、Arcserve UDP 10.1 インストールしていただく必要があります。
そのため、これから新しく Arcserve UDP をインストールしよう、という方は Arcserve UDP 10.1 だけではなく、Arcserve UDP 10.0 のインストーラも忘れずダウンロードしておくようにしてください。
※ Arcserve UDP Agent for Windows、Arcserve UDP コンソール、Arcserve UDP 復旧ポイント サーバ
この他、インストール時に役に立つ技術情報/ドキュメントを以下にまとめました。是非ご活用ください。
Arcserve UDP 10.1 のインストール・アップグレードについて
Arcserve UDP 10.x Agent for Windows 環境構築ガイド (インストールからベアメタル復旧の手順)
Arcserve UDP 10.x 環境構築ガイド コンソール + 復旧ポイントサーバ (フル コンポーネント) インストール
以上、ホテがお伝えしました。
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