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2025年5月16日 (金)

Arcserve Replication / High Availability 18.0 SP3c で Windows Server 2025 に対応しました。

2025年5月12日に、Arcserve Replication / High Availability(以下、Arcserve RHA と省略)18.0 の最新サービス パック「18.0 SP3c」が公開されました。

Arcserve RHA 18.0 SP3c の目玉は、Windows Server 2025 対応です。対応したのは、ファイル サーバの DR (データ レプリケーション) シナリオとなり、アプリケーション シナリオや HA (ハイ アベイラビリティ) シナリオは現状 Windows Server 2025 には未対応です。

これは、「Arcserve RHA のファイルサーバ シナリオを Windows Server 2025 でどうしても使いたい!一刻も早く対応して欲しい!!」というご要望により、早急に公開することになったためです。「2025年の2月に 18.0 SP3b が出たばかりなのに、早くない?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、このような事情でした。

Sp3c

Arcserve RHA 18.0 SP3c によりサポートされるようになったプラットフォームの詳細は、以下の動作要件をご覧ください。

Arcserve Replication/High Availability 18.0 動作要件

 

Windows Server 2025 に対応したアプリケーション シナリオや、HA シナリオにつきましては、新しい情報が入り次第このブログにてお知らせしてまいりますので、お待ちください。

18.0 SP3c のインストール メディア(ISO 形式ファイル)は以下のページに掲載されています。SP3c はサービス パック(Service Pack)ですので、Arcserve RHA 18.0 のライセンスをお持ちであればそのままご利用できます。

Arcserve Replication/High Availability 18.0 ダウンロード情報一覧

 

ところで、Windows Server 2022 以降の環境をご利用のお客様に1点お願いがございます。以下の技術情報ページにある通り、マスタ サーバで「Shift + Delete」で完全に削除したフォルダが、レプリカで削除されないという問題があります。Arcserve RHA はマスタで削除したフォルダはレプリカでもすぐに削除されるのが通常の動作ですので、この修正モジュール(パッチ)適用をしないと、次の同期のタイミングまでフォルダが削除されず、マスタ/レプリカの差異が発生してしまいます。ファイル サーバはリモートからアクセスすることが多く、ファイル サーバのローカルで「Shift+Del」キーを押下することは少ないかもしれませんが、マスタ・レプリカの差異が発生しないよう、適用をお願いします。

また、この修正モジュール(パッチ)に関しては 18.0 SP3c に限らず、18.0 SP3a/SP3b でも適用していただきたい修正となっています。このブログ記事を読んで気づいた方は、SP3c へのアップグレードとともに、P00003015 の適用をお願いします。

◎Shift + Delete キーを組み合わせて削除した Windows Server 2022 以降のマスタ サーバのフォルダがレプリカ サーバに残存する
https://support.arcserve.com/s/article/P00003015?language=ja

 

<他製品の Windows Server 2025 対応状況はこちら>

Arcserve 製品の Windows Server 2025 対応状況

<Arcserve RHA 過去の 18.0 サービスパック情報はこちらから>

18.0 SP3a
https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2022/10/post-6d0286.html

18.0 SP3b
https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2025/03/post-ccd24a.html

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