Arcserve UDP コンソールで管理されている Windows マシンはエージェント管理画面で操作できるのか?
Arcserve UDP コンソールでは複数のエージェント導入マシンを統合管理することができます。一方、管理される側の Arcserve UDP エージェント(Agent for Windows、以下「Windows エージェント」と略記)にも、自分自身を管理するユーザ インターフェースがあります。
この時、Windows エージェント側でも利用者がバックアップの設定変更を行う事は出来るのでしょうか?
答は「設定変更はできないけれど、バックアップやリストアは行える。」です。
バックアップ対象マシンの利用者が勝手に Windows エージェント側でバックアップの設定を変えられてしまうと、Arcserve UDP コンソール側の設定と矛盾が起きてしまいます。そういったことを防ぐため、Arcserve UDP の配下で管理されている Windows エージェントでは、設定画面がグレー アウトして変更できないようになっています。
以下は、グレーアウトした Windows エージェントの設定画面です。
(Windows エージェント単体構成と異なり、バックアップ先が Arcserve UDP 復旧ポイント サーバになっています。ちなみに、Arcserve UDP 9.1 の画面です。)
一方、バックアップやリストアは、バックアップ対象マシンの利用者側でセルフ サービスで行えるようになっています。以下、参考までに Windows エージェント側で「今すぐバックアップ」を行っている画面です。
なお、Arcserve UDP コンソールから Windows エージェントの管理を外すと、Windows エージェント側で設定を行えるようになります。以下、参考記事です。
以上、ホテがお伝えしました。
<関連記事>
Arcserve UDP 機能紹介 ~ (6) Windows / Linux、物理 / 仮想 を1つの画面で統合管理 ~
Arcserve UDP : 複数のサーバ/PC に Windows エージェントをまとめてリモート インストールする方法
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