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2025年7月18日 (金)

Arcserve Replication / High Availability 動作要件の読み方

Arcserve製品を導入する前にチェックいただく必要があるのが動作要件です。今回は、「Arcserve Replication / High Availability (以降Arcserve RHA)を導入するにあたって、動作要件を見ないといけないけれど、読み方がわからない」といった場合に参考にしていただける情報を用意しました。

ここでは「動作要件のチェック方法」のみをご紹介するので、実際に導入する前は必ず動作要件ページをご確認ください。以下、 Arcserve RHA 18.0 の動作要件をベースにご紹介していきます。
Arcserve Replication/High Availability 18.0 動作要件

それでは見ていきましょう。まず動作要件ページを開くと上部に以下の項目と、目的の箇所にすぐアクセスできるようにするためのジャンプ リンクがあります。今回は、それぞれのリンク先の情報をご説明します。

Rha

動作スペック
Arcserve RHA の各コンポーネントをインストールするマシンの動作スペックを記載しています。

インターネット ブラウザ
Arcserve RHA の管理はブラウザからマネージャ画面を起動して行います。その際に利用できるブラウザの対応バージョンが記載されています。

Arcserve RHA コントロール サービス
Arcserve RHA コントロール サービスをインストールするサーバの要件が記載されています。Arcserve RHA コントロール サービスとは、Arcserve RHA エンジン(レプリケーション元・先にインストールするコンポーネント)と通信し、管理情報を集約するコンポーネントです。

Arcserve RHA PowerShell
コマンドでArcserve RHAを操作するためのコンポーネント Arcserve RHA PowerShell をインストールできる OS が記載されています。
Arcserve RHA PowerShell の利用方法については、以下の資料がありますので、是非アクセスしてみてください。
PowerShellスクリプト実行ガイド

ファイル サーバ シナリオ (Replication および HA)
フォルダやファイルをレプリケーション対象として指定して複製させるのが、ファイル サーバ シナリオです。データを複製するデータ レプリケーション(DR) シナリオと、データをレプリケーションしつつ本番機(マスタ)と複製先(レプリカ)をスイッチオーバーできるようにするハイ アベイラビリティ(HA)シナリオの両方に対応するサーバ OS が記載されています。

ファイル サーバ シナリオ (Replication のみ)
ファイル サーバ シナリオに対応するOSが記載されています。1つ上の「ファイル サーバ シナリオ (Replication および HA)」と何が違うかというと、HA(High Availability)シナリオに対応していないOSということです。“Essentials” エディションがほとんどですね。

Microsoft Exchange Server シナリオ
Exchange Server を動作させたままリアルタイムに複製する時に使用するのが、Exchange Server シナリオです。Exchange Server シナリオが動作する OS とアプリケーション バージョンが記載されています。

Microsoft SQL Server シナリオ
SQL Server を動作させたまま、そのデータとトランザクション ログをリアルタイムに複製するのが、SQL Server シナリオです。SQL Server シナリオです。SQL Server シナリオが動作する OS とアプリケーション バージョンが記載されています。

Oracle Database シナリオ
Oracle Database を動作させたまま、そのデータや Redo ログをリアルタイムに複製する時に使用するのが、Oracle Database シナリオです。Oracle Database シナリオが動作する OS とアプリケーション バージョンが記載されています。

Microsoft IIS Server シナリオ
IISをリアルタイムに複製する時に使用するのが、IIS シナリオです。IIS シナリオが動作する OS とアプリケーション バージョンが記載されています。

Arcserve RHA コントロール サービス シナリオ
Arcserve RHA コントロール サービス自体を障害時に切り替えできるのが、コントロール サービス シナリオです。ここでは、このコントロール サービス シナリオが利用できる OS が記載されています。
ただし、コントロール サービス シナリオを使わずに、シナリオの定義ファイルとライセンス キーだけをバックアップするという簡易的な方法もあります。詳しくは、以下のブログ記事をご覧ください。
Arcserve RHA コントロールサービスのバックアップと復旧

Microsoft Hyper-V (Hyper-V シナリオ使用時)
Hyper-V ホストに Arcserve RHA エンジンをインストールして、仮想マシンを複製します。Hyper-V シナリオが対応する“ホストOS”が記載されています。
Hyper-V シナリオについては、以下のブログ記事を参考にしてください。
Arcserve Replication/HAでHyper-V仮想マシンを丸ごと災害対策!

フル システム シナリオ
ほとんどの Arcserve RHA のシナリオは“データ領域のみ”をリアルタイムに複製しますが、フル システム シナリオは、その名の通りマシン全体を OS を含めて複製します。複製先には仮想環境・またはクラウドを指定する必要があります。動作要件のフル システム シナリオ表内は、さらにカテゴリが分かれていますので、それぞれ確認します。

フル システム シナリオ - マスタ (Windows)
フル システム シナリオのマスタ(複製元)は、物理マシンでも、仮想マシンでも構いません。マスタとして指定可能な OS が記載されています。
フル システム シナリオ - 仮想アプライアンス (Windows)
フル システム シナリオによって複製されたボリュームを保管しておくマシンが、仮想アプライアンスです。仮想アプライアンスといっても、Arcserve がデプロイ用のイメージを配布するものではありません。Windows 仮想マシンを用意いただき、そこに Arcserve RHA エンジンをインストールすることで、仮想アプライアンスとして利用できます。ここでは、仮想アプライアンスとして利用できる OS が記載されています。なお、マスタが Windows の場合は Windows の仮想アプライアンスを用意する必要があります。
<参考>
Arcserve High Availability 18.0 フルシステム シナリオ ガイド(Hyper-V版)
Arcserve High Availability 18.0 フルシステム シナリオ ガイド(VMware版)
Arcserve High Availability 18.0 フルシステム シナリオ ガイド(Azure版)

フル システム シナリオ - マスタ (Linux)
フルシステムシナリオのマスタ(複製元)は、物理マシンでも、仮想マシンでも構いません。マスタとして指定可能な OS が記載されています。
フルシステム シナリオ - 仮想アプライアンス (Linux)
フルシステム シナリオのデータを保管しておくマシンが、仮想アプライアンスです。仮想アプライアンスといっても、Arcserve がデプロイ用のイメージを配布するのではありません。Linux 仮想マシンをご用意いただき、そこにエンジンをインストールすることで、仮想アプライアンスとして利用できます。ここでは、仮想アプライアンスとして利用できる OS が記載されています。なお、マスタが Linux の場合は Linux の仮想アプライアンスを用意する必要があります。 
<参考>
Arcserve High Availability 18.0 フルシステム HAシナリオ Linux環境導入ガイド

その他、フルシステム シナリオと、それ以外のシナリオについての違いは、以下のブログ記事を参考にしてください。
Arcserve Replication/HA:フル システム シナリオとそれ以外のシナリオの使い分け

仮想環境 (ゲスト OS)
ここに記載されている仮想環境上の仮想マシンに Arcserve RHA をインストールしてご利用いただけます。仮想マシンのサポートする OS やアプリケーションは、ここまでに記載されているシナリオのカテゴリからご確認ください。

クラウド サポート
Arcserve RHA をクラウド コンピュータに導入する場合の条件について記載されています。例えば Microsoft Azure 仮想マシンをマスタ、Amazon EC2 をレプリカにしたい場合などに確認いただく項目です。

脚注
動作要件内に注記があり、そのリンク先の内容が記載されています。例えばこの OS の場合はサービスパックXX以上が必要、といった内容です。

Arcserve Replication/High Availability 18.0 注意/制限事項
動作要件ページ外の、注意/制限事項ページへのリンクです。Arcserve RHA を利用するにあたっての注意事項や、この構成は未対応といった情報が掲載されていますので、導入前にこちらもあわせてご確認ください。

 

以上が、Arcserve RHA 導入にあたって確認いただく動作要件の説明内容でした。動作要件に合わせて、ライセンス ガイドもチェックしてくださいね。

 

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