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2025年8月 8日 (金)

Arcserve UDP:Microsoft Defender の除外設定方法

Arcserve のテクニカル サポートに良くいただくご相談の一つが、アンチ ウイルス ソフトウェア(ウイルス スキャン ソフト)との競合です。

 

# 除外設定が必要な理由

ウイルス スキャン ソフトが Arcserve UDP の振る舞いをスキャンすることでジョブのスループット(速度)が低下したり(※1)、バックアップやリストアが失敗するという事があります。これを回避する方法として、ウイルス スキャン ソフトの更新や、Arcserve UDP 関連のフォルダやプロセスをスキャン対象から除外いただくようご案内しています。

参考:ウイルス スキャン ソフトの除外設定 (Arcserve UDP for Windows 9.x および 10.x)

 

「このマシンは検証環境なのでウイルス スキャン ソフトはインストールしていないよ。」という場合もご注意ください。Windows Server では標準で Microsoft Defender(Windows Defender)というウイルス スキャン機能が有効なため、これが Arcserce UDP の動作に悪影響を及ぼす場合があります。

以下、上記技術情報からの引用です。

ウイルス スキャン ソフトの除外設定 (Arcserve UDP for Windows 9.x および 10.x)

[備考]
Windows 2016 以降の Windows OS をご利用の場合、Windows Defender がウイルス スキャンやファイルの隔離を行い、Arcserve UDP for Windows 9.x/10.x の動作に問題が発生する可能性があります。Windows Defender が有効な場合は、除外設定を実施することを強く推奨します。

 

そこで、本日は Microsoft Defender での除外設定方法についてご案内いたします。

 

# Microsoft Defender での除外設定

以下、Windows Server 2022 で、Microsoft Defender の除外設定を行います。

Windows のスタート メニューから [設定] - [Windows セキュリティ] - [設定の管理] - [除外の追加または削除] と移動し、除外設定画面を開きます。

01_exclusion

 

ここで、[除外の追加] をクリックすることで、スキャン対象から除外するフォルダやプロセスを指定できます。

02_exclusions

 

ここでご注意いただきたいのは、除外対象の種類です。Microsoft Defender では特定のフォルダを除外することができるほか、特定のプロセスがアクセスするファイルを除外対象とすることができます。以下、Microsoft の Web サイトからの引用です。

Windows セキュリティ アプリのウイルスと脅威の保護

ファイル: 特定のファイルを除外します

フォルダ: 特定のフォルダー (およびそのフォルダー内のすべてのファイル) を除外します。

ファイルの種類: .docx、.pdfなど、指定した種類のすべてのファイルを除外します

過程: プロセスの除外を追加すると、そのプロセスによって開かれたすべてのファイルがリアルタイム スキャンから除外されます。 これらのファイルは、除外するファイルまたはフォルダーの除外も作成されていない限り、オンデマンドスキャンまたはスケジュールされたスキャンによって引き続きスキャンされます

 

特に Arcserve UDP では前述のサポート技術情報の「方法3」に記載されている通り、多くのプロセスを除外設定することをお勧めしています。以下、除外設定を推奨するプロセス リストの一部です。

03_process_list

 

Microsoft Defender ではフルパスでプロセスを1つずつ指定するほか、ワイルド カードを使って一括で除外設定を行う事も可能です。

Windows セキュリティ アプリのウイルスと脅威の保護

プロセスの除外:

C:\MyProcess\* は、C:\MyProcess にあるすべてのプロセスによって開かれたファイル、または C:\MyProcess のサブフォルダーを除外します

 

以上、ホテがお伝えしました。

<関連技術情報>

非表示ボリューム上の重複排除データ ストア構成パスを Windows Defender で除外する方法


※1 ウイルス スキャン ソフトの除外設定を行わないことで、バックアップ時間が3倍近くかかった事例もあります。

参考:Arcserve UDP 7.0 Update 1 新機能 (3):NAS のバックアップが高速化

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