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2025年9月 5日 (金)

ランサムウェア対策はこれで決まり!新イミュータブル ストレージ、ついに登場!!

皆様、こんにちは。大変お待たせいたしました。2025年9月3日、ついに・・ついに!!!Arcserve の新しいイミュータブル(不変)ストレージ、Arcserve Cyber Resilient Storage(CRS)シリーズが発表されました。同日にプレス リリースと発表会を行い、大きな反響をいただいています。CRS シリーズはArcserve UDP のランサムウェア対策を大幅強化する、決定的なソリューションです。

早速、紹介してまいります。

 

Arcserve Cyber Resilient Storage(CRS)シリーズとは?

身代金要求型のマルウェアであるランサムウェアは、依然として企業/組織にとっての重大な脅威です。攻撃の手口は巧妙化し、業務上の重要な本番データのみならず、それを復旧するためのバックアップ データも暗号化される事例が大半を占めています。攻撃から迅速に復旧するためには、バックアップ データが破壊・改ざんされても復旧可能な体制を整えることが不可欠です。

CRS シリーズは、Arcserve Unified Data Protection(UDP)のバックアップ データを格納するストレージとして利用します。“不変なスナップショット”により、不正に破壊・改ざんされたバックアップ データを正常な時点の状態に復旧し、速やかに本番データの復旧に臨んでいただけるための仕組みを提供します。
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クラウド版とオンプレミス版、どちらを選ぶ?

CRS ”シリーズ” というくらいでして、CRS はクラウドとオンプレミスの2つの形態で提供します。
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クラウド版の正式名称は、”Arcserve Cloud Cyber Resilient Storage” で、日本での呼称は「クラウド CRS」です。”クラウド” は片仮名で表記します。そしてオンプレミス版の CRS は、正式名称が”Arcserve Cyber Resilient Storage” で、日本での呼称は「CRS」となります。どちらも、おなじみのバックアップ製品 Arcserve UDPにおけるバックアップ データの格納庫である復旧ポイント サーバ(RPS)のデータ ストアのデスティネーションとして利用します。

それぞれのメリットを見てまいります。

クラウド CRS:
まず、クラウド CRS のメリットとしては、構築不要ですぐに導入できる、という点です。クラウド側の仕組みは既にできていますので、契約し、クラウド側の利用準備ができた旨の案内メールを受け取ったら、あとは簡単な設定をチョチョイとすれば、すぐに利用開始できます。クラウド CRSのためにハードウェアの購入や構築は要りませんが、RPSのインターネット接続が必要です。

CRS:
一方の「CRS」は、オンプレミスにストレージを配置していただくことになるので、RPS との通信はお客様環境の高速なLAN 回線で行うことになります。そのため、インターネット経由で通信を行うクラウド CRSと比べて、より大容量のデータの保護に適していると言えます。

 

CRS シリーズの利用イメージ

以下は、CRS シリーズの利用イメージです。図ではクラウド CRS を対象にしていますが、オンプレミスの CRS でも同様です。

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[1] バックアップ データの格納
RPS を経由して、CRS シリーズにバックアップ データが書き込まれます。

[2] スナップショットの取得
あらかじめ設定していただいたスケジュールに従い、自動的にデータ ストアのイミュータブル(不変)スナップショットが取得されます。この操作は設定に従って自動的に行われ、サーバ管理者の方が定期的に何かを行う必要はありません。

[3] バックアップ環境への攻撃
攻撃者がRPSを攻撃しようとしてきますが、CRS シリーズのデータは RPS と分離されているので容易に手が出せません。また、CRS シリーズにまで不正侵入してデータを破壊しようとしても、CRS シリーズのデータはスナップショットで守られています。

[4] データ ストアのインポート
もしRPSが使えない状態になっている場合は復旧、もしくは再構築していただき、そこにCRS シリーズのデータ ストアをインポートします。スナップショットを選択して過去の時点に巻き戻した形で、リストア用に読み取り専用データ ストアとしてインポートすることも可能です。これでバックアップ データが使用できる状態になったので、本番データの復旧に当たっていただけるということになります。

 

これからどんどん情報出していきます!

ということで、まずは第1報ということで、CRS シリーズの概要をご紹介しました。関連する資料もたくさん公開し始めています。Arcserve カタログ センター には、新たな CRS シリーズのカテゴリが追加されましたので、是非、ご確認ください。

また、Arcserve CRS を詳しく知りたい!というエンジニアの方向けに、Web セミナーを開催いたします(※1)。ぜひご参加ください。

タイトル:【エンジニア必見!】Arcserve CRS シリーズで実現する次世代ランサムウェア防御術
日時:2025年11月13日(木)14:00-15:30(初回開催が好評につき追加開催いたします。)
申込:https://marketing-navi.jp/seminars/hpeegv/seminar_49

まだまだ、たくさん説明したいことがありますが、今回はここまでといたします。これからも、どんどん CRS シリーズの情報を出していきますので、ご期待ください!

 

<関連記事>

Arcserve UDP 10.2 をリリースしました(速報編)

Arcserve CRS シリーズの導入を検討する上で読んでおきたいドキュメント


※1 CRS シリーズもハンズオン トレーニングを開催しないの?という声をよくいただくのですが、速やかに最新情報をお届けすることを優先し座学ベースの Web セミナーになっています。他製品のハンズオン トレーニングに匹敵するくらい盛りだくさんの内容なので、ぜひご参加ください。

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