« アップグレードは必須。さらにCRSで、ランサムウェアに打ち勝つ環境を | トップページ | Arcserveのイミュータブル製品『CRS』『Cloud CRS』『OneXafe』についてのまとめ »

2025年11月14日 (金)

サイバーレジリエンスを高める Arcserve UDP の運用

最近、サイバー被害のニュースが相次いでいます。被害に遭った多くの企業では、復旧に時間が掛かり、経営インパクトが増加しているようです。サイバーレジリエンスとは、そのようなサイバー被害から立ち直ることを指します。

警察庁 サイバー警察局『令和7年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について(令和7年9月)』でも、ランサムウェア被害の報告や注意喚起がされています。

このような情勢の中、今年9月に Arcserve UDP 10.2 と Arcserve UDP のバックアップデータをイミュータブル(不変)化する Arcserve Cyber Resilient Storage (CRS) シリーズがリリースされました。

サイバー攻撃は、さまざまな脆弱性を突いて仕掛けられます。インフラを管理するIT管理者が脆弱性に対応するタスクの一つが OS やアプリケーションのアップデートです。

ただ、どれほどアップデートを適用したとしても、脆弱性のすきを突いて侵入してきてしまうのがランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃です。そこで重要になるのが、どんなケースであっても、バックアップ データから復旧できる仕組みを普段から構築できるかがポイントになります。

Arcserve UDP は、OS およびその上で動作するアプリケーションを含んだシステム全体を初回フルバックアップ、以降はブロック単位で重複排除・継続増分バックアップで保護する製品です。ランサムウェアでは潜伏期間を持つものが多いので、暗号化される前のデータを戻すために多くのバックアップ世代が必要になりますがこの時、重複排除の効果によりストレージ使用量を抑えて多くの世代を保存できます。

今回は、Arcserve UDP や、冒頭で紹介した Arcserve CRS シリーズを利用した運用で、サイバー攻撃に備えながら安心して運用できる3つのポイントを紹介します。

 

バックアップデータの正常性の確認(アシュアードリカバリ機能):

OS やアプリケーションにセキュリティパッチやアップデートを適用する場合でも、適用前の状態へ戻せるバックアップがあることが分かっていれば、安心して作業が行えます。

Arcserve UDP の標準機能であるアシュアードリカバリは、取得済のバックアップデータの OS 復旧可否について仮想環境を利用し確認できるので、より積極的に更新を適用する運用を実現できます。
20251112_12h56_06

 

バックアップデータの安全性の確認 (アシュアード セキュリティ - マルウェア スキャン機能):

Arcserve UDP 10.0 よりバックアップデータの安全性を確認する機能が Premium Edition 以上で利用できるようになりました。RaaS(Ransomware-as-a-Service)による攻撃増加の中、セキュリティ製品でもマルウェア検知ができなかったという報告もあります。

アシュアード セキュリティ - マルウェア スキャン(※1)は、Arcserve UDP のバックアップデータの安全性を確認する機能です。バックアップ時点では検出できなかった最新のマルウェアをリストア実行前にスキャンし、より安全にリストア作業を行えるようになります。
20251112_12h58_14

 

バックアップデータの不変性を確保する Arcserve Cyber Resilient Storage (CRS) シリーズ:

サイバー攻撃は、様々な手段を使って攻撃を仕掛けてきます。セキュリティ対策にコストをかけているからと言って安心できるものではありません。攻撃を受けることを前提としたサイバー攻撃対策がIT管理者に求められます。脆弱性対応についても、システムの互換性の観点から実施できないケースも考えられます。

そのような環境では、攻撃対象として狙われる可能性も比較的に高く、最終手段としてシステム復旧ができるバックアップデータの確保が重要です。そこでシステム復旧できる Arcserve UDPのバックアップデータを守る手段として、最適なのが Arcserve CRS シリーズです。

Arcserve CRS シリーズは、復旧ポイントサーバのバックアップデータの保存先と利用され、Arcserve UDP の継続増分/重複排除に対応し、効率的にストレージを利用します。また、一般的なストレージと異なり、Arcserve UDP 10.2 以上の Arcserve UDP コンソールから殆どの操作が行える親和性の高いイミュータブルストレージ製品です。
20251112_12h59_44

 

サイバーセキュリティと言えば、EPP/EDR/UTM といった防ぐことに比重を置いたセキュリティ製品に目を向けがちですが、Arcserve UDP とArcserve CRS シリーズを利用することで、サーバー被害に遭ったことを想定した対策、企業のサイバーレジリエンスをより高めることを実現する製品です。サイバー攻撃によるバックアップデータが狙われている今、是非バックアップ運用の見直しをご検討ください。

Arcserve Japan では、お気軽に参加いただける様々な Web セミナーを開催しております。データ保護に関して課題やお悩みがございましたらセミナー講師にご質問頂くことも可能です。セミナーの開催予定は、以下よりご確認ください。

開催スケジュール:https://www.arcserve.com/jp/arcserve-web-seminars


※1 Arcserve UDP 10.3 より「アシュアード セキュリティ - マルウェア スキャン」という名称に変更されました。「アシュアード セキュリティ スキャン」は Arcserve UDP 10.2 以前の旧称です。

« アップグレードは必須。さらにCRSで、ランサムウェアに打ち勝つ環境を | トップページ | Arcserveのイミュータブル製品『CRS』『Cloud CRS』『OneXafe』についてのまとめ »

Arcserve UDP」カテゴリの記事

Arcserve UDP Appliance」カテゴリの記事

ランサムウェア対策」カテゴリの記事

Arcserve CRS シリーズ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« アップグレードは必須。さらにCRSで、ランサムウェアに打ち勝つ環境を | トップページ | Arcserveのイミュータブル製品『CRS』『Cloud CRS』『OneXafe』についてのまとめ »