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2026年3月 6日 (金)

Arcserve Backup で処理が失敗する場合の通知 (Alert) を設定してみよう

今回の記事では、Arcserve Backup の通知機能である【Alert】(アラート) について触れていきます。Alert はバックアップをはじめとする各処理の失敗や未完了時に、運用管理者様に気づきを促すための通知機能です。

設定できる Alert の通知先は、以下の4種類になります。

  • Windows OS のイベントログ
  • トラブルチケット(プリンタへの出力)
  • 電子メール
  • SNMP (mib: C:\Program Files (x86)\CA\SharedComponents\Alert\asmib.mib)

ここからは Alert の設定箇所や設定手順になります。

準備編

各ジョブでの設定

Arcserve Backup の処理全体への設定

そのほか

 

<準備編>

Alert を設定するには、アカウントの登録や通知先設定が必要になります。Arcserve Backup のマネージャ画面を開き、青い [管理] バーを展開して [Alert マネージャ] を選択します。

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アカウント情報に対する警告のダイアログが出てくるので、[OK] をクリックし、Windows OS の管理者アカウントを設定します。

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[環境設定] を展開し、さらに [Arcserve Backup] を展開します。(Arcserve Backup の上にある [デフォルト] は、他の製品を販売していた時の名残なので、ここでは無視します)

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設定する Alert の種類を選択し、上のツールで [新規項目] ボタンをクリックします。

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※メールに通知する場合は、SMTP の上で右クリックし、SMTP サーバの設定を先に行います。

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通知先を選択し、必要な設定を繰り返します。

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終わったら、ツールの [テスト メッセージの送信] ボタンをクリックし、テスト Alert を出してみます。

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補足

Windows Server 2025 のイベントログに通知する場合、パッチ P00003554 の適用が必要になります。(注: ダウンロードを行うには Arcserve サポートへのログインが必要です)

適用後に OS のサービス画面で "Alert Notification Server" サービス の再起動を行ってください。

それぞれの通知先でテストした Alert を確認します。イベントログの場合は、Application ログに出力します。(ソースは Alert Notification Server) 

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次に処理のステータスや個別のエラーなどに対する Alert を設定します。

ステータスに対して設定する Alert は、各ジョブで設定する方法と、サーバ管理の設定で Arcserve Backup の処理全体に設定する方法の2種類があります。

 

<各ジョブでの設定>

この方法は、Alert を設定するすべてのバックアップやリストアなどの処理で実施します。 バックアップやリストアなどの処理画面を開き、ツールボタンの [オプション] をクリックします。

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[Alert] タブを選択し、[追加] をクリックします。最初に [受信方式と受信者] でどの通知先に出すかを検討します。表示されている [デフォルト] は、準備編で設定した Alert マネージャで定義した通知先になります。

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※他の通知先を設定する場合は、環境設定をクリックします。表示された画面で [新規作成] をクリックし、通知設定の名前と通知先を設定します。[OK] をクリックすると、この通知先を選択できるようになります。(ここでは "クリティカル" という名前で通知先設定を作成します、)

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あとは [イベント] でどのような時に、どの通知先の設定を利用するか [受信方式と受信者] のプルダウンリストから選択します。

[イベント] のプルダウンリストの一番下にある [カスタム イベント] を選択すると、個別のエラー番号や警告番号での設定もできます。 [ジョブ ログを添付する] は、電子メールとトラブルチケット(印刷)の Alert のみ対応しています。

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Arcserve Backup のエラーや警告メッセージのリスト (19.0, 18.0)

(メッセージ リストが表示エラーになる場合は、左側のペインで [トラブルシューティングのメッセージ] から [Windows] を展開して同じものを選択してください)

設定したらオプション画面の [OK] をクリックすれば設定完了です。

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<Arcserve Backup の処理全体への設定>

この方法は、Arcserve Backup の [アクティビティ ログ] に出力される文字をトラッキングして Alert を通知するため、各ジョブで Alert の設定を行わなくても、すべての処理で Alert を通知できます。Alert の通知先は、準備編で設定した Alert マネージャで定義した通知先になります。

補足

Arcserve Backup 19.0 をご利用されている場合は、設定前にパッチ P00002591 の適用が必要になります。(注: ダウンロードを行うには Arcserve サポートへのログインが必要です)

Windows Server 2025 環境では、前述のパッチ P00003554 と一緒に適用してください。修正対象のファイルが異なるため、適用順序はありません。 

設定は [サーバ管理] の画面から実施します。
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左上の階層表示になっているペインで、下側のサーバ名を選択し、[環境設定] をクリックします。

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[Alert] タブを選択し、Arcserve Backup の [アクティビティ ログ] に出てくる 失敗などの単語を追加します。

設定したら画面の [OK] をクリックすれば設定完了です。

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[アクティビティ ログ] に、サーバ管理の [Alert] で設定した単語を含むメッセージが出力されると、通知が行われます。

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<そのほか>

Arcserve Backup の Alert には、前述のバックアップなどの処理に応じて通知する機能のほか、CPU やメモリなどのリソースに対して通知する機能もあります。(通知が可能なのは Client Agent for Windows を導入している環境のみ)

設定する場合は、Arcserve Backup のマネージャ画面で青い [管理] バーを展開し、[セントラル エージェント管理] を選択します。

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[Windows システム] で右クリックし、[SRM PKI 環境設定...] を選択します。

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ポリシーで設定するサーバを選択し、[アラートを有効にする] にチェックを付けます。(デフォルト表示の [Windows システム] では、アラートの設定は表示されません) しきい値を設定し、[OK] をクリックすれば完了です。

同じ設定をかける場合は、画面下部にある [複数への適用] ボタンをクリックし、適用するサーバを選択します。

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あとは細かい機能ですが、レポート (レポート マネージャ) でスケジュール設定が可能なものは、Alert マネージャで設定したメールの宛先にレポートを送信することもできます。

 

以上 Arcserve Backup で設定できる Alert について纏めてみました。

Alert は便利な機能なので、是非設定してみてください。

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