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2026年7月 3日 (金)

RPS 重複排除データストアのインポートとハッシュのリビルド

Arcserve UDP の重複排除データストアでは、作成時に 4つのフォルダを指定しますが、一番下のハッシュ デスティネーションは再構築 (リビルド) できます。このため、① から ③ の3つのフォルダ データが残っていれば、データストアとして復元できます。

  • ① データストア フォルダ
  • ② データ デスティネーション
  • ③ インデックス デスティネーション
  • ④ ハッシュ デスティネーション

バックアップ データを NAS に保管するケースも多いと思いますが、これらのフォルダは、復旧ポイントサーバ (RPS)  のローカル ドライブだけでなく、CIFS の共有フォルダにも保管できます。④ のハッシュ デスティネーションは重複排除のパフォーマンスの観点から、RPS のローカル ドライブに格納をお願いしておりますが、他のフォルダは CIFS 共有を持つ NAS にも保管できます。

 今回のブログ記事では、RPS がダウンした後、NASに残ったバックアップ データからデータストアを復元させる手順 (データストアのインポートとハッシュのリビルド) について紹介します。

◆ データストアのインポート

RPS がダウンすると、Arcserve UDP コンソールでデータストアのステータスが赤くなります。

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まず、Arcserve UDP コンソールに、データストアの復元先となる新しい RPS を登録します。(このプログ記事では、ほかの RPSにデータストアを復元させます) その後で登録した RPS の右クリック メニューから [データストアのインポート] を選択します。

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データ ストアフォルダに、NAS に保管されている ① のデータストア フォルダのパスを入力します。さらに右矢印の [→] ボタンをクリックして、認証情報を入れます。

データストアで暗号化を設定している場合は、データストア作成時に指定した暗号化パスワードも入力し、[次へ] をクリックします。

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データストアの情報が自動的に表示されます。

ハッシュ デスティネーションのパスがインポート先の RPS に存在しないとエラーになるため、同じパスの空フォルダを作っておきます。パスがある場合でも、ファイルが入っているフォルダだとエラーになるため、中身は空にします。同じパスが作れない場合は、ハッシュ デスティネーションのパスを書き換えます。準備ができたら [保存] をクリックします。

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インポートするデータストアが、ダウンした RPS に紐づいているため、確認画面が表示されます。そのまま [はい] をクリックします。

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Arcserve UDP にインポートしたデータストアが追加されます。ハッシュが空であるため、追加された段階ではエラーになります。(この状態でもデータストアは動いているので、リストア処理は可能です)

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バックアップ可能なデータストアをして復元させるため、ハッシュのリビルドに進みます。

 

◆ ハッシュのリビルド

ハッシュのリビルドを実行するため、データストアを停止させます。

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データストアが停止になったことを確認します。

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リビルドの処理は、データストアをインポートした RPS で実施します。コマンド プロンプトを開き、下記コマンドを実行します。

コマンドの実行パス:

C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\BIN\

コマンド:

as_gddmgr.exe -scan rebuildhash データストア名

 

今回のデータストア名は “shared” なので、as_gddmgr.exe -scan rebuildhash shared になります。

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コマンドが終了したら、Arcserve UDP コンソールでデータストアを開始させます。

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データストアがグリーンのノーマル ステータスに変わります。

ハッシュのリビルド操作はこれで終了になります。

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◆ プランの編集

このブログ記事では、ほかの RPS にデータストアをインポートしているため、既存のプランを編集し、バックアップ先を変更します。

今回は RPS のみダウンしたケースを想定しているため、プラン編集後のバックアップは増分で実行されます。またプランを編集することで、リストアも今までと同じ手順で実行できます。

以上でデータストアの復元は完了になります。

 

◆ 付録

プランを編集せずにリストアを行う場合は、ダウンした RPS が表示されるため、インポートした新しい RPS に変更します。

ここではファイルのリストアでの変更方法を案内します。(VM の復旧も基本的には同じです) リストア画面で RPS が表示されているところで [変更]をクリックします。

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新しい RPS のホスト名とアカウント認証を入力し、[更新] ボタンをクリックします。

あとはプルダウンリストでインポートしたデータストア名を指定し、右側のノードでリストアするノード名を選択します。

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戻したいファイルやフォルダを選んでリストアを実行します。

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今回のブログ記事は以上になります。

皆様にとって有益な情報になりますと、幸いです。

 

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