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カテゴリー「よく聞かれる質問」の117件の記事

2025年3月 7日 (金)

Arcserve UDP 10.0 新機能(8):その他

皆様、こんにちは!

Arcserve UDP 10.0 の新機能紹介シリーズ、いよいよ最終回となります。今回は、これまでにご紹介しきれなかった新機能の中から、以下の2つの機能をピックアップして、まとめてご紹介します。

・Linux カーネル用ドライバの自動適用
・共有フォルダを使用しないRPSデータストア

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(1)アシュアード セキュリティ スキャン
(2)AlmaLinux 9 Live CD を使った RHEL 9 系の BMR
(3)MS SQL Server のマウント
(4)1対多のレプリケート
(5)アドホック仮想スタンバイを使った IaaS の保護
(6)Google Cloud への仮想スタンバイ
(7)読み取り専用データストアのインポート
(8)その他(←本日はここ)

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2025年2月21日 (金)

Arcserve UDP 10.0 新機能(7):読み取り専用データストアのインポート

皆様、こんにちは!

Arcserve UDP 10.0 の新機能紹介シリーズ、今回は 読み取り専用データストアに関する話です。
読み取り専用データストアはArcserve UDP 10.0 で新規に追加された機能で、復旧ポイントサーバから取り外した通常のデータストアを「読み取り専用のデータストア」としてインポートすることで使用できます。

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1アシュアード セキュリティ スキャン
2AlmaLinux 9 Live CD を使った RHEL 9 系の BMR
3MS SQL Server のマウント
41対多のレプリケート
5アドホック仮想スタンバイを使った IaaS の保護
6Google Cloud への仮想スタンバイ
7読み取り専用データストアのインポート(←本日はここ)
8その他

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どのような時に利用するのか?

Arcserve UDP の以前のバージョンでは、2次バックアップ先としてテープやArcserve OneXafe に保管されたバックアップデータを、1次バックアップ先と同じ復旧ポイントサーバにマウントして1次バックアップのデータストアと同時に利用することが出来ませんでした。

このため、2次バックアップ先のデータを確認やリストアで利用するには、一旦1次バックアップのデータストアをアンマウントして2次バックアップのデータストアをマウントするか、別の復旧ポイントサーバに2次バックアップのデータストアをインポートするしか方法はありませんでした。

Arcserve UDP 10.0 から追加された読み取り専用データストアでは、1次バックアップ先と同じ復旧ポイントサーバにマウントして1次バックアップのデータストアと同時に利用することが出来ますので、普段の運用を止めずにテープやArcserve OneXafeに保存された2次バックアップデータからのリストアや、データの確認が出来るようになりました。

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2025年1月10日 (金)

Arcserve UDP 10.0 新機能(4):1対多のレプリケート

Arcserve UDP 10.0 では、災害対策を目的としたバックアップ データの遠隔地保管や冗長で大活躍しているレプリケートタスクがより使いやすくなりました。今回のブログ記事では、1対多の RPS 間レプリケート機能についてご紹介します。

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(1) アシュアード セキュリティ スキャン
(2) AlmaLinux 9 Live CD を使った RHEL 9 系の BMR
(3) MS SQL Server データベースのバックアップ データのマウント
(4) 
対多のレプリケート (←今回はここ)
(5)
アドホック仮想スタンバイを使った IaaS の保護
(6) Google Cloud への仮想スタンバイ
(7)
読み取り専用データストアのインポート
(8)
その他
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Arcserve UDP のレプリケートは、復旧ポイントサーバ (RPS) のデータストア間でバックアップ データの複製を行う機能で、Arcserve UDP の初期バージョンで標準機能として搭載されました。

レプリケートは、Arcserve UDP のプランでタスクとして設定しますが、スケジュール設定や帯域制御、リトライや再送といった遠隔地にデータを送るために必要な機能がすべて盛り込まれています。また Arcserve UDP の最大の特徴である “継続増分” もレプリケートで利用できるため、2回目以降は増分データでの転送となり、重複排除でさらに転送量を抑えることもできます。

1_replicate

参考:Arcserve UDP 機能紹介 ~ (11) バックアップデータの遠隔転送 ~

このレプリケートですが、最初の頃のバージョンでは異なる RPS 間での複製が前提だったため、同じ拠点内でバックアップ データを冗長 (2重や3重) 保管する場合でも、複数の RPS を導入する必要がありました。Arcserve UDP v6.5 でこのレプリケートがマイナーアップし、1台の RPS でも異なるデータストア間であれば、レプリケートできるようになりました。(ローカルレプリケート)

参考:UDP v6.5からは1台の復旧ポイントサーバだけで「復旧ポイントのレプリケート」を実現できます!

そして Arcserve UDP 10.0 でさらにパワーアップし、”1:多” のレプリケートができるようになりました。

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2024年10月25日 (金)

Arcserve UDP ダウンロードの流れ

Arcserve UDPのダウンロードまでの流れをまとめました。

1. Arcserveサポートページ にログイン(※)を行い、ページ左の[ダウンロード]をクリックします。

Menudownload

※ログインが未了の場合は「Please Login to and then refresh the page to view Product Download links . 」というメッセージが表示されダウンロードできません。ログインアカウントの作成についてはこちらのブログ記事をご覧ください。

 

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2024年9月13日 (金)

「仮想マシンの移行」案件でよくある質問と回答【Arcserve UDP 編】

ハイパーバイザをまたいだ仮想マシンの移行(Virtual to Virtual:V2V)のご相談をいただくことが増えています。例えば vSphere ESXi 6.5 から ESXi 8.0 へバージョンアップしたいというご相談はこれまでも多くありましたが、今年は ESXi → Nutanix AHV のように異ベンダー間での移行案件が多い印象です。

Arcserve のバックアップ ソフトウェア、特に Arcserve UDP は複数種類のハイパーバイザに対応しておりますので、ハイパーバイザ変更時でも安心してバックアップを任せられます。また、仮想マシンをバックアップして他の場所にリストアできるという特性を生かして、仮想マシンの移行ツールとしてご利用いただくケースもあります。

そこで、今日は仮想マシンの移行に Arcserve UDP を使うという場面で、よくある質問と回答の一部をご紹介します。

Q1. Arcserve UDP では仮想マシンをバックアップする方式に「エージェント ベース」 と 「エージェント レス」 の二種類があると伺いました。それぞれの違いを教えてください。

A1. 保護対象の仮想マシンにインストールした、エージェントと呼ばれるプログラムを利用するバックアップ方式が「エージェント ベース」で、仮想マシンにエージェントのインストールが不要なのが「エージェント レス」です。ちょうど両者の違いを解説している記事がありますのでご覧ください。

参考:仮想マシンをバックアップする2つの方法(エージェントベースとエージェントレス)

 

上記の記事にもある通り、Arcserve UDP のエージェントレス バックアップは優秀で、ほとんどのバックアップ要件を満たすことができます。

ただし、今日のテーマの 「仮想マシンの移行」 という観点では、Linux 仮想マシンの移行のためにエージェントの導入が必要な場合もあります。以下、Arcserve UDP 9.2 での対応表を抜粋します。

01_migration_matrix

Arcserve UDP で実現するハイパーバイザ間のシステム移行 - P.11 より引用

 

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2024年8月30日 (金)

復旧用メディアは使いまわせる?Arcserve UDP Agent for Windows 復旧用メディアに関するよくある質問と回答

Arcserve UDP は「イメージ バックアップ」と呼ばれるジャンルのバックアップ ソフトウェアで、障害時にシステムを丸ごと復旧できるという特長があります。

この 「システムを丸ごと復旧する」 には「復旧用メディア」 と呼ばれるものが必要で、Arcserve UDP では、大きく分けて Windows と Linux サーバの復旧用メディアがあります。

今日はこのうち、Windows の復旧用メディアについて、よくある質問と回答を紹介します。

 

# 復旧用メディアとは

Arcserve UDP には標準機能として 「ベアメタル復旧(BMR)」 という機能が備わっています。BMR を活用することで、ハードウェア障害やランサムウェア攻撃などで起動しなくなってしまったシステムを、バックアップ時点の状態に丸ごと戻すことができます。

この時に必要になってくるのが 「復旧用メディア」 です。復旧用メディアには Windows PE(Preinstallation Environment)が含まれており、 BMR のために一時的に Arcserve UDP を動作させる環境を提供します。これにより、仮にシステムが起動せず、その上にインストールされた Arcserve UDP も動作しない状況であったとしても、バックアップ データ(復旧ポイント)を読み出してシステムを復旧することができるわけです。

01_recovery_media_and_bmr

 

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2024年1月12日 (金)

超人気コンテンツの動画公開!! 「Arcserve UDP」と「Arcserve Backup」の違い

Arcserve UDP が日本でリリースされたのは 20146月。早いもので、今年で10周年を迎えます。このブログでも、Arcserve UDP 関連のコンテンツは年々アクセス数が増えていますが、その中でもダントツの人気を誇るのが「Arcserve BackupとArcserve UDP選定のポイントとは?」であり、 3つの大きな観点を用いて Arcserve Backup と Arcserve UDP の違いにフォーカスしています。

さて、Arcserve Backup と Arcserve UDP、どちらが良いのか、単純なご質問であれば、お勧めは Arcserve UDP です。しかし、お客様のバックアップ運用によって、Arcserve Backup が必要になるケースもあり、前述のブログでは網羅できていない部分も数多くあります。

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2023年10月27日 (金)

Arcserve Backup チューンナップ/設定 シリーズ: テープバックアップのパフォーマンス向上

最近お客様から質問をいただくケースが増えたので、Arcserve Backup のチューンナップや設定について、不定期になりますが、何回かのブログに分けて紹介していこうと思います。最初はバックアップ速度に関するチューンナップで、LTO テープ装置のブロックサイズになります。

Arcserve Backup は利用するデバイスごとにブロックサイズを自動で設定致します。このブロックサイズは基本的にユーザ様側で変更できないのですが、テープ装置に関しては、手動で変更することができます。

LTO テープ装置の場合、デフォルトのブロックサイズは 64 KB で設定されます。しかし、LTO4 以降のテープの場合、デフォルトの 64 KB ではテープ装置の持つパフォーマンスに追いつくことができず、バックアップ速度が思ったよりも出ないという結果になります。

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2023年7月28日 (金)

Hyper-V CSVクラスター環境でのArcserve Replication and High Availability利用

Arcserve Replication / High Availability (Arcserve RHA) のHyper-V シナリオで仮想マシンを複製しておきたいけれど、「CSV(Cluster Shared Volume:クラスターの共有ボリューム)環境に対応していた?利用できる?」と心配されていた方に朗報です。Arcserve Replication / High Availability は、18.0 より Hyper-V CSV 環境に対応しています。

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2022年12月 9日 (金)

Arcserve Backup で利用できるLTO-9テープ装置は?

ランサムウェア対策で1次バックアップ先や2次バックアップ先として注目を浴びているテープ装置ですが、20219月から18TB (圧縮時の最大記録容量は45TB) LTO-9が登場しています。データ容量の多い環境では、LTO-9をご要望されるお客様も多くなっていると思います。そこで今現在Arcserve Backupで対応しているLTO-9のテープ装置をリストアップしてみました。

Arcserve Backup 18.0 + P00002461で対応しているLTO-9テープ装置

IBM TS2900 テープ・オートローダー

IBM TS4300 テープ・ライブラリー

IBM TS4500 テープ・ライブラリー

 

Arcserve Backup 19.0で対応しているLTO-9テープ装置

IBM TS2900 テープ・オートローダー

IBM TS4300 テープ・ライブラリー

IBM TS4500 テープ・ライブラリー

DELL PowerVault TL1000テープオートローダ(2022/12/20 追記)

UNITEX LT90 / LT90H(2024/09/20 追記)

 

Arcserve Backup 19.0 + P00002713 で対応しているLTO-9テープ装置

HPE StoreEver LTO-9 Ultrium 45000 テープドライブ

HPE StoreEver MSL 1/8 テープオートローダー

HPE StoreEver MSL2024 テープライブラリ

HPE StoreEver MSL3040 テープライブラリ

HPE StoreEver MSL6480 テープライブラリ

 

IBM社製のテープ装置をArcserve Backup 18.0でご利用になる場合には、P00002461パッチを適用します。Arcserve Backup 19.0でご利用になる場合には、P00002461の修正内容が含まれているため、パッチ適用は必要ありません。

HPE社製のテープ装置をご利用になる場合には、Arcserve Backup 19.0 P00002713パッチを適用します。

パッチのダウンロードリンクのほか、FC接続やSAS接続などの接続形態による対応状況は各バージョンの認定済デバイスリストで確認してください。

Arcserve Backup 19.0 認定済デバイスリスト 

Arcserve Backup 18.0 認定済デバイスリスト 

 

なお、パッチのダウンロードには、サポートポータルサイトへのログインが必要になります。

アカウント作成などサポートポータルの使い方は、下記リンク "よくある質問 (FAQ)" の最後に記載されているマニュアルから、ユーザ登録などを参照してください。

Arcserve サポート ポータル 新システム よくある質問 (FAQ)

サポートポータルへのログインアカウント作成時のポイントをまとめました(2022年12月版)。

 

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Arcserve Backup の最新版 19.0 がリリースされています!!

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