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カテゴリー「よく聞かれる質問」の121件の記事

2025年10月31日 (金)

Arcserve CRS シリーズの運用管理 Tips

早いものでArcserve Cyber Resilient Storage (CRS) シリーズをリリースして2カ月が経とうとしています。リリース前はドタバタと準備に追われていましたが、その甲斐もあり、日々たくさんのお客様からのお問い合わせや、紹介/ご提案依頼を頂戴しています。Arcserve CRS シリーズの紹介やご提案の中でも様々な質問を頂戴しますが、運用管理に関する内容も多いので、今回のブログ記事では Arcserve CRS シリーズ (クラウド版とオンプレミス版があります) の運用管理のコツについて触れていきます。

 

利用中の容量確認

まず Arcserve CRS シリーズは容量課金のサブスクリプション ライセンスであるため、契約容量に収まっているかは気になるところ。クラウド版 CRS の容量管理は Arcserve Cloud Storage ポータルにアクセスすることで、現在利用しているトータル ストレージ容量 (バックアップ データ + スナップショット) を確認できます。なお、クラウド版 CRS で管理できるのは、202510月現在のところ容量確認のみになります。

1_20251030164801

オンプレミス版 CRS (※1は GUI が無いので、すべてコマンドで操作します。オンプレミスの CRS にログインし、[filesystem list] コマンドを実行すると、復旧ポイント (バックアップ データやスナップショットの格納先である filesystem と、USEDの項目覧で現在利用している容量を確認できます。

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2025年7月 4日 (金)

Arcserve UDP 10 で Proxmox VE 仮想マシンのベアメタル復旧をしてみた!

既に多くの企業様が何らかの仮想基盤を利用していると思いますが、企業買収に起因するライセンス価格の上昇などによって環境の維持コストに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。とかく導入実績も多い仮想基盤は維持コストも高くなりがちです。とはいえベンダーロックインのリスクを回避するため仮想基盤のマルチベンダ化は避けられないところ。

そんな状況の中、バックアップやレプリケート機能も標準搭載する安価な仮想基盤として注目されているのが「Proxmox Virtual Environment(以下、Proxmox VE と表記)」です。今回は、そんな Proxmox VE の仮想マシンを Arcserve UDP 10.1 でバックアップしてみたいと思います。

ご参考 Proxmox社 ホームページ

 

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2025年6月20日 (金)

消したくても消せないファイルをアーカイブで即解決

もうすぐ夏休みシーズン、色々な思い出をスマホで保管している人も多いと思います。私もその一人で、スマホにたくさんの写真があるのですが、すぐに容量が一杯になります。データの整理も追いつかなくなって、最近ではクラウドのお世話になっています。クラウドにデータがあるので、スマホ側の写真をかなり思い切って削除でき、容量が空くようになりました。

このような容量不足は皆さんの会社で利用される、ファイル サーバでも起こりがちな現象です。ファイル サーバに保存されるデータ量は年々増えていき、想定したハードディスク容量では賄えなくなる場合があります。この容量不足の原因の1つとされるのが、古いデータです。ファイル サーバには使われていないデータが保存されていることが多く、そのデータが必要かどうかは利用者しかわかりませんし、また利用者でもわからないこともあります。

ストレージ容量が枯渇してくると、ファイル サーバに保存しなければならないデータが入らないことも出てきます。また、ファイル サーバ自体の容量が多いので、バックアップ容量やバックアップ時間にも影響が出てきます。

とはいえ、ファイル サーバを管理している情報システム部門の一存でデータを削除するわけにもいかず、悩みの種になることも...

そんなジレンマを解消できるのが 【アーカイブ機能】です。

アーカイブは古くなったファイルや不要と思われるファイルを削除ではなく、他の媒体に移動する機能であり、ファイルの非アクセス期間やファイル サイズ、拡張子など、様々な条件から設定できます。後から必要になってもアーカイブ先から戻せます。

このアーカイブ機能は Arcserve UDP と Arcserve Backup に標準機能として搭載されています。バックアップ対象によって利用できるか変わるため、利用可能なバックアップ対象を表にまとめてみました。

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2025年6月 6日 (金)

Arcserve UDP 10.1 をリリースしました (拡張機能編)

Arcserve UDP 10.1 をリリースしました (概要編) (https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2025/05/post-e4b64f.html) に引き続き、今回は Arcserve UDP 10.1 の2つの機能拡張をご紹介します。

 

  1. アシュアード セキュリティ スキャンの機能拡張
  2. Linux 復旧用メディア (Live CD) の機能拡張

 

1.アシュアード セキュリティ スキャンの機能拡張

アシュアード セキュリティ スキャンは、Arcserve UDP 10.0 で追加された機能です。バックアップ データのウイルス スキャンを行うことで、バックアップした時点でバックアップ対象がマルウェアに感染していないかを確認することが出来ます。

アシュアード セキュリティ スキャンの詳細については以下のブログ記事を参照ください。

ブログ記事 - Arcserve UDP 10.0 新機能(1):アシュアード セキュリティ スキャン
https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2024/11/post-23db60.html

 

Arcserve UDP 10.0 ではバックアップ データをスキャンした結果の確認が、「アシュアード セキュリティ スキャンの結果」や「アシュアード セキュリティ スキャンを今すぐ実行」の画面から行えて、マルウェアが見つかったジョブは“Failicon1”で表示されました。

Arcserve UDP 10.1 ではマルウェアが見つかったジョブが虫のアイコン“Failicon2で表示され、より分かりやすくなりました。その他、リストアの画面からもスキャンの結果が確認できるようになりました。

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2025年3月 7日 (金)

Arcserve UDP 10.0 新機能(8):その他

皆様、こんにちは!

Arcserve UDP 10.0 の新機能紹介シリーズ、いよいよ最終回となります。今回は、これまでにご紹介しきれなかった新機能の中から、以下の2つの機能をピックアップして、まとめてご紹介します。

・Linux カーネル用ドライバの自動適用
・共有フォルダを使用しないRPSデータストア

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(1)アシュアード セキュリティ スキャン
(2)AlmaLinux 9 Live CD を使った RHEL 9 系の BMR
(3)MS SQL Server のマウント
(4)1対多のレプリケート
(5)アドホック仮想スタンバイを使った IaaS の保護
(6)Google Cloud への仮想スタンバイ
(7)読み取り専用データストアのインポート
(8)その他(←本日はここ)

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2025年2月21日 (金)

Arcserve UDP 10.0 新機能(7):読み取り専用データストアのインポート

皆様、こんにちは!

Arcserve UDP 10.0 の新機能紹介シリーズ、今回は 読み取り専用データストアに関する話です。
読み取り専用データストアはArcserve UDP 10.0 で新規に追加された機能で、復旧ポイントサーバから取り外した通常のデータストアを「読み取り専用のデータストア」としてインポートすることで使用できます。

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1アシュアード セキュリティ スキャン
2AlmaLinux 9 Live CD を使った RHEL 9 系の BMR
3MS SQL Server のマウント
41対多のレプリケート
5アドホック仮想スタンバイを使った IaaS の保護
6Google Cloud への仮想スタンバイ
7読み取り専用データストアのインポート(←本日はここ)
8その他

--------------------------------------------

 

どのような時に利用するのか?

Arcserve UDP の以前のバージョンでは、2次バックアップ先としてテープやArcserve OneXafe に保管されたバックアップデータを、1次バックアップ先と同じ復旧ポイントサーバにマウントして1次バックアップのデータストアと同時に利用することが出来ませんでした。

このため、2次バックアップ先のデータを確認やリストアで利用するには、一旦1次バックアップのデータストアをアンマウントして2次バックアップのデータストアをマウントするか、別の復旧ポイントサーバに2次バックアップのデータストアをインポートするしか方法はありませんでした。

Arcserve UDP 10.0 から追加された読み取り専用データストアでは、1次バックアップ先と同じ復旧ポイントサーバにマウントして1次バックアップのデータストアと同時に利用することが出来ますので、普段の運用を止めずにテープやArcserve OneXafeに保存された2次バックアップデータからのリストアや、データの確認が出来るようになりました。

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2025年1月10日 (金)

Arcserve UDP 10.0 新機能(4):1対多のレプリケート

Arcserve UDP 10.0 では、災害対策を目的としたバックアップ データの遠隔地保管や冗長で大活躍しているレプリケートタスクがより使いやすくなりました。今回のブログ記事では、1対多の RPS 間レプリケート機能についてご紹介します。

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(1) アシュアード セキュリティ スキャン
(2) AlmaLinux 9 Live CD を使った RHEL 9 系の BMR
(3) MS SQL Server データベースのバックアップ データのマウント
(4) 
対多のレプリケート (←今回はここ)
(5)
アドホック仮想スタンバイを使った IaaS の保護
(6) Google Cloud への仮想スタンバイ
(7)
読み取り専用データストアのインポート
(8)
その他
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Arcserve UDP のレプリケートは、復旧ポイントサーバ (RPS) のデータストア間でバックアップ データの複製を行う機能で、Arcserve UDP の初期バージョンで標準機能として搭載されました。

レプリケートは、Arcserve UDP のプランでタスクとして設定しますが、スケジュール設定や帯域制御、リトライや再送といった遠隔地にデータを送るために必要な機能がすべて盛り込まれています。また Arcserve UDP の最大の特徴である “継続増分” もレプリケートで利用できるため、2回目以降は増分データでの転送となり、重複排除でさらに転送量を抑えることもできます。

1_replicate

参考:Arcserve UDP 機能紹介 ~ (11) バックアップデータの遠隔転送 ~

このレプリケートですが、最初の頃のバージョンでは異なる RPS 間での複製が前提だったため、同じ拠点内でバックアップ データを冗長 (2重や3重) 保管する場合でも、複数の RPS を導入する必要がありました。Arcserve UDP v6.5 でこのレプリケートがマイナーアップし、1台の RPS でも異なるデータストア間であれば、レプリケートできるようになりました。(ローカルレプリケート)

参考:UDP v6.5からは1台の復旧ポイントサーバだけで「復旧ポイントのレプリケート」を実現できます!

そして Arcserve UDP 10.0 でさらにパワーアップし、”1:多” のレプリケートができるようになりました。

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2024年10月25日 (金)

Arcserve UDP ダウンロードの流れ

Arcserve UDPのダウンロードまでの流れをまとめました。

1. Arcserveサポートページ にログイン(※)を行い、ページ左の[ダウンロード]をクリックします。

Menudownload

※ログインが未了の場合は「Please Login to and then refresh the page to view Product Download links . 」というメッセージが表示されダウンロードできません。ログインアカウントの作成についてはこちらのブログ記事をご覧ください。

 

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2024年9月13日 (金)

「仮想マシンの移行」案件でよくある質問と回答【Arcserve UDP 編】

ハイパーバイザをまたいだ仮想マシンの移行(Virtual to Virtual:V2V)のご相談をいただくことが増えています。例えば vSphere ESXi 6.5 から ESXi 8.0 へバージョンアップしたいというご相談はこれまでも多くありましたが、今年は ESXi → Nutanix AHV のように異ベンダー間での移行案件が多い印象です。

Arcserve のバックアップ ソフトウェア、特に Arcserve UDP は複数種類のハイパーバイザに対応しておりますので、ハイパーバイザ変更時でも安心してバックアップを任せられます。また、仮想マシンをバックアップして他の場所にリストアできるという特性を生かして、仮想マシンの移行ツールとしてご利用いただくケースもあります。

そこで、今日は仮想マシンの移行に Arcserve UDP を使うという場面で、よくある質問と回答の一部をご紹介します。

Q1. Arcserve UDP では仮想マシンをバックアップする方式に「エージェント ベース」 と 「エージェント レス」 の二種類があると伺いました。それぞれの違いを教えてください。

A1. 保護対象の仮想マシンにインストールした、エージェントと呼ばれるプログラムを利用するバックアップ方式が「エージェント ベース」で、仮想マシンにエージェントのインストールが不要なのが「エージェント レス」です。ちょうど両者の違いを解説している記事がありますのでご覧ください。

参考:仮想マシンをバックアップする2つの方法(エージェントベースとエージェントレス)

 

上記の記事にもある通り、Arcserve UDP のエージェントレス バックアップは優秀で、ほとんどのバックアップ要件を満たすことができます。

ただし、今日のテーマの 「仮想マシンの移行」 という観点では、Linux 仮想マシンの移行のためにエージェントの導入が必要な場合もあります。以下、Arcserve UDP 9.2 での対応表を抜粋します。

01_migration_matrix

Arcserve UDP で実現するハイパーバイザ間のシステム移行 - P.11 より引用

 

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2024年8月30日 (金)

復旧用メディアは使いまわせる?Arcserve UDP Agent for Windows 復旧用メディアに関するよくある質問と回答

Arcserve UDP は「イメージ バックアップ」と呼ばれるジャンルのバックアップ ソフトウェアで、障害時にシステムを丸ごと復旧できるという特長があります。

この 「システムを丸ごと復旧する」 には「復旧用メディア」 と呼ばれるものが必要で、Arcserve UDP では、大きく分けて Windows と Linux サーバの復旧用メディアがあります。

今日はこのうち、Windows の復旧用メディアについて、よくある質問と回答を紹介します。

 

# 復旧用メディアとは

Arcserve UDP には標準機能として 「ベアメタル復旧(BMR)」 という機能が備わっています。BMR を活用することで、ハードウェア障害やランサムウェア攻撃などで起動しなくなってしまったシステムを、バックアップ時点の状態に丸ごと戻すことができます。

この時に必要になってくるのが 「復旧用メディア」 です。復旧用メディアには Windows PE(Preinstallation Environment)が含まれており、 BMR のために一時的に Arcserve UDP を動作させる環境を提供します。これにより、仮にシステムが起動せず、その上にインストールされた Arcserve UDP も動作しない状況であったとしても、バックアップ データ(復旧ポイント)を読み出してシステムを復旧することができるわけです。

01_recovery_media_and_bmr

 

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