■例えば、
環境例が、「Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition 2台 ( マスタ/ レプリカ共にHyper-V ホストマシン)」で、
要件例が、「Hyper-V ホストマシン上で稼動する仮想マシンを複製し、マスタ上の仮想マシンに障害が起きた場合はレプリカ上の仮想マシンに切り替える」という場合ですが、
この場合、 Arcserve High Availability(HA)で実現可能です。
・動画も必見!Hyper-V仮想マシンが動きます!
■この「Hyper-V 仮想マシン(ゲストOS)をまるごとレプリケーション」観点からARCserve HAがもつ特長を5つあげてみました。
1. 仮想マシンにArcserve HA をインストールする必要はありません。
2.Hyper-V 上の仮想マシン全体をレプリカサーバへ複製します。
Hyper-V 仮想マシンの仮想ハードディスクファイル(vhdファイル)やvsv やbin などの仮想マシン構成ファイルへの書き込みがリアルタイムにレプリカ側へレプリケーションされます。
3.仮想マシンごとにping 監視を行うため、異常停止した仮想マシンだけをスイッチオーバーすることができます。
4.スイッチオーバーは自動および手動で実行できます。
いずれの場合でも、スイッチオーバーによりレプリカサーバにマスタサーバの役割が移り、自動的にレプリカサーバのHyper-V マネージャに仮想マシンが登録され、起動します。このことによりマスタサーバの障害後もすぐに仮想マシンを利用することができます。
5.WAN 越えのデータ転送で手間のかからない災害対策ができる。
データの変更は自動的に転送されるため、バックアップデータを保存したテープ媒体や外部ディスク等を遠隔地に保管するといった手間もかからず輸送コストもかかりません。
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■具体的な導入方法についてまとめられた資料はこちらです。
また、概要も以下にピックアップしました。
『Arcserve® High Availability によるMicrosoft Hyper-V 仮想環境の事業継続~仮想マシンの可用性の向上~』
https://www.arcserve.com/wp-content/jp/uploads/2017/07/rha-hyper-v-ha-tech-guide-v2-6.pdf
※ URL をアップデートしました。(2018/10/17)
(資料概要)
第1章 ARCserve HA を導入してみよう
1.1. 環境設定要件とHyper-V 仮想環境の準備(P.7)
1.2. ARCserve HA の導入(P.16)
1.3. Hyper-V 仮想環境のレプリケーション実行手順(P.19)
1.4. Hyper-V シナリオのスイッチオーバーとスイッチバックの実行(P.35)
第2章 運用および構築時の注意点
2.1. スナップショット利用環境のレプリケーションについて(P.43)
2.2. レプリカサーバを遠隔地に設置する場合の注意(P.49)
2.3. Hyper-V シナリオのデータリワイン(P.55)
2.4. アシュアード リカバリによる仮想マシン起動テストの実施(P.57)
2.5. 管理OS の再起動(P.60)
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■それでは、Arcserve HAの必要ライセンス数・価格ですが、
ライセンス数は、この構成の場合「Arcserve High Availability r16.5 for Windows Enterprise OS」が2本となります(※ライセンスガイド参照)。
価格は1年メンテナンス付きの場合、1本480,000円ですので2本で960,000円です(※価格表参照)。
環境例:
Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition 2台 ( マスタ/ レプリカサーバ共にHyper-V ホストマシン)
要件例:
Hyper-V ホストマシン上で稼動する仮想マシンを複製し、マスタ上の仮想マシンに障害が起きた場合はレプリカ上の仮想マシンに切り替える
※『ライセンスガイド』
https://www.arcserve.com/wp-content/jp/uploads/2017/02/asrha-r165-licenseguide.pdf
※リンクをUpdate(2018/10/17)
P.12~ [16] Hyper-V 仮想マシンのスイッチオーバー の構成です。
※『価格表』
https://www.arcserve.com/jp/jp-resources/licensing-options/
※リンクをUpdate(2018/10/17)
-- 【事例もあります!】 -------------------------------------
株式会社ジェーエムエーシステムズ様 導入事例
https://www.arcserve.com/wp-content/jp/uploads/2017/04/case-rha-jmas.pdf
※リンクをUpdate(2018/10/17)
既存のネットワーク経由で、Hyper-V上の業務システムを遠隔地の支社へ複製!
クラウド利用よりも安い運用コストで地に足のついたBCPを実現 しています。
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以上、Koichiがお伝えしました。