カテゴリー「メルマガコラム」の115件の記事

2021年11月26日 (金)

Arcserve Backup のコマンドラインを使ってみよう

今回のコラムでは、久しぶりに Arcserve Backup に触れてみたいと思います。 Arcserve Backup は、バックアップやリストアなどを行う、コマンドライン ユーティリティを備えています。 たとえば運用監視ソフトを利用する場合、Arcserve Backup のコマンドライン ユーティリティを利用すると、バックアップを含む一連の処理を運用監視ソフト側で管理できます。

Arcserve Backup には様々な機能のコマンドがありますが、よく利用されるのは、下記2つのバックアップに関するコマンドです。 このコラムではコマンドのリターンコードと、メリット/デメリット (注意点) にも触れていきます。

- cabatch コマンド
- ca_backup コマンド

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2021年11月12日 (金)

Arcserve UDP 8.1 新機能紹介 (4): その他の新機能/拡張機能

これまで3回にわたって掲載しました Arcserve UDP 8.1 新機能紹介 ですが、今回は最後の『その他の新機能/拡張機能』です。


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[連載目次]
1)Arcserve UDP コンソールが多要素認証に対応!!
2)Wasabi オブジェクト ロックにバックアップ データをコピーしてみる。
3)CentOS 8.x ベースのカスタム Live CD
4)その他の新機能/拡張機能  (←今回はここ)
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1.Microsoft SQL Server 保護の拡張

動画や画像などサイズが大きいファイルを Microsoft SQL Server で扱う場合に、通常のBLOB形式と比べてパフォーマンスがよい「FILESTREAM」機能を使用されると思います。
Arcserve UDP 8.1 ではエージェント ベース バックアップで、Microsoft SQL Server の FILESTREAM のファイルリストアに対応いたしました。

実は FILESTREAM は、Arcserve UDP が Microsoft SQL Server のオンラインバックアップで使用する SQL Server VSS Writer では対応していないため、FILESTREAM が扱うファイルデータは SQL Server の一部としてはバックアップ出来ません。

しかし、FILESTREAM のファイルデータを含むボリュームはバックアップしているので、Arcserve UDP 8.0 まではリストア時にFILESTREAM のファイルおよびフォルダを指定するか、または FILESTREAM のデータが含まれるボリュームを丸ごと指定してリストアしていました。

このため、下記の手順の通り SQL Server のデータベースのリストアと、その後にファイル単位のリストアで FILESTREAM のファイルを戻す計2回のリストアを行う必要があり、どの場所に FILESTREAM のファイルデータがあるかを知っていないとリストア対象が判らないなどの懸念がありました。

 

  <Arcserve UDP 8.0 で FILESTREAM を利用した SQL Server をリストアする場合の手順>
  1.SQL Server のデータベースのリストア

Udp80_sqlrestoreblog1

 

  2.FILESTREAM のデータを指定したファイル単位リストア

Udp80_sqlrestoreblog2

   ※ 上記画面にある 1. と 2. のリストア対象を選択した状態で同時にリストアは実行出来ません。

 

Arcserve UDP 8.1 では、ボリュームのバックアップで取得した FILESTREAM のファイルデータが SQL Server のデータベースのリストアに含まれるようになったため、下記の手順で1回リストアを行うだけでSQL Server のデータベースも FILESTREAM のファイルデータも一度に戻せるようになりました。

リストア時にわざわざ FILESTREAM のファイルデータの置き場所を知っておく必要はありません。

 

  <Arcserve UDP 8.1 で FILESTREAM を利用した SQL Server をリストアする場合の手順>

Udp81_sql_restoreblog

 

また、"SqlRestore.ini" ファイルを作成することで、FILESTREAM のファイルデータを異なるインスタンスや異なる SQL Server にもリストア出来ます。

作成した "SqlRestore.ini" ファイルは、Arcserve UDP のインストール先フォルダ配下の "\Engine\Configuration" に置いて使用します。

 

  <SqlRestore.ini ファイルの置き場所と記入形式>

Udp81_sqlrestoreini

 

詳しい手順については以下の Arcserve UDP のマニュアルを参照ください。

[SQL Filestream をリストアする方法]

https://documentation.arcserve.com/Arcserve-UDP/Available/8.0/JPN/Bookshelf_Files/HTML/SolG/default.htm#restore_sql_filestream.htm

 

2.Linux SUDO ユーザによるファイルリストア

Linux OS をご利用の方は、セキュリティを高めるため root 以外のユーザでアプリケーションを実行することが多いですが、Arcserve UDP Linux Agent でも SUDO を利用して、バックアップを実行する root 以外のユーザに対して権限を最小化することができます。

更に Arcserve UDP 8.1 の Linux Agent では、セキュリティを高めるために SUID を無効化したLinux環境で SUDO を使用したファイルレベル リストアをサポートするようになりました。

SUDO を使用したファイルレベル リストアの設定方法は、まず Arcserve UDP 8.1 の Linux Agent がインストールされたサーバの”/opt/Arcserve/d2dserver/configfiles/server.env” ファイルに以下の行を追加し、Linux Agent のサービスを再起動します。

"export FLR_DISABLE_SUID=1"

 

次にリストア対象の Linuxサーバで visudo コマンドを使用して、/etc/sudoers ファイルに以下の行を追加します。

<SUDOユーザ> ALL=(ALL) NOPASSWD: /home/<SUDOユーザ>/.d2drestorefile/d2dtar.64,/tmp/d2dtar.64

  ※ "<>" 内はユーザ指定

 

以上の設定が終わりましたら、Arcserve UDP Linux Agent のリストア画面で SUDO ユーザを指定してリストアが実行出来るようになります。

  Sudo_restore

 

Linux環境で、Arcserve UDP Linux Agent のバックアップおよびリストア時に SUDO を利用する設定の詳細については以下のマニュアルを参照ください。

[Linux ノードで Sudo ユーザ アカウントを設定する方法]

https://documentation.arcserve.com/Arcserve-UDP/Available/8.0/JPN/Bookshelf_Files/HTML/UDPLUG/default.htm#AgentforLinuxUserGuide/udpl_hw_2_conf_sudo.htm

 

[リストア ファイル ジョブの実行中に SUID ビットを無効にする方法]

https://documentation.arcserve.com/Arcserve-UDP/Available/8.0/JPN/Bookshelf_Files/HTML/UDPLUG/default.htm#How%20to%20disable%20SUID%20bit%20while%20running%20Restore%20File.htm?

 

Arcserve UDP 8.1 では今回ご紹介した機能やこれまでの連載でご紹介した新機能以外に、SharePoint Online のバックアップパフォーマンスの改善や、ファイルレベルリストア時のネットワーク指定機能の拡張、または各種バックアップ対象の追加などがございます。

詳細については以下の資料を参照ください。

◎参考資料

[Arcserve UDP 8.1 新機能ガイド]

https://www.arcserve.com/wp-content/uploads/2021/09/udp-81-product-update.pdf

[Arcserve UDP 8.x 新機能のご紹介]

https://www.arcserve.com/wp-content/uploads/2021/04/udp-80-new-feature.pdf

 

Arcserve UDP 8.1 新機能紹介 に関する連載は以上となりますが、今後も Arcserve UDP の新しい機能やおよび他の製品についてもお役に立てられる情報を提供いたしますので、どうぞご期待ください。

<関連記事>

Arcserve UDP 8.1 公開!「8.0」とは何が違う!?

2021年7月30日 (金)

Arcserve UDP 8.0 新機能紹介(7):その他の新機能と機能改善

皆さま、こんにちは。
Arcserve UDP 8.0 新機能紹介の7回目は、これまでに、ご紹介できなかった新機能や機能改善ポイントをまとめてご紹介します。
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[目次]
1)バックアップ/リストア用ネットワーク指定の強化
2)エージェント(Windows)設定のエクスポート/インポート
3)スタンバイVM/インスタントVMの複数同時起動
4)異なるサイトからの逆向きのレプリケーション
5)Microsoft 365 のバックアップ/リストア強化
6)ランサムウェア対応の強化
7)その他の新機能と機能改善(←本日はここ)
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その他の新機能「Nutanix Files のバックアップ」

シリーズ最後の新機能紹介は Nutanix Files のバックアップです。Nutanix Files は、Nutanix HCI の共有ストレージの一部を、CIFS (SMB)/NFS ファイルサーバとして利用するスケールアウト型ファイルストレージサービスです。仮想マシンだけでなく物理サーバとして点在していたファイルサーバも HCI に集約し統合管理できるようになるため、HCI 導入による仮想統合のメリットを最大化できる機能として注目されています。

Arcserve UDP では従来から「共有フォルダ」として Nutanix Files 上のファイル/フォルダをバックアップできましたが、Arcserve UDP 8.0 では Nutanix Files のスナップショットと連携し、効率的にバックアップできるように進化しました。

さらに、専用ライセンス「Arcserve UDP Advanced Edition for Nutanix - Socket」も追加され、1種類のライセンスで Nutanix HCI 上の仮想マシンや Nutanix Files を統合的に保護できるようになりました。(もちろん、ライセンス使い放題の Arcserve UDP Appliance でも Nutanix Files のバックアップが行えます。)

1_20210729140101

共有フォルダのバックアップ設定画面で、[スナップショット プロバイダ] として Nutanix Files が選べるようになっています。

Files

<関連記事>

Arcserve UDP 8.x で新しくなった Nutanix 専用ライセンス

Arcserve UDP : CIFS共有フォルダのバックアップを試しました!

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2021年7月16日 (金)

Arcserve UDP 8.0 新機能紹介(6):ランサムウェア対応の強化

皆様、こんにちは。
Arcserve UDP 8.0 新機能紹介の6回目となる今回は、ランサムウェア対応の強化についてご紹介します。当初は Nutanix Files のスナップショット連携についてご紹介する予定でしたが、そちらについては次回ご紹介いたしますのでご了承ください。※目次も変更しています。
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[目次]
1)バックアップ/リストア用ネットワーク指定の強化
2)エージェント(Windows)設定のエクスポート/インポート
3)スタンバイVM/インスタントVMの複数同時起動
4)異なるサイトからの逆向きのレプリケーション
5)Microsoft 365 のバックアップ/リストア強化
6)ランサムウェア対応の強化(←本日はここ)
7)その他の新機能と機能改善
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ランサムウェアの脅威にはバックアップで対策を

昨今、身代金要求型のウィルスであるランサムウェアがまだまだ猛威を振るっています。ランサムウェアは重要なデータを勝手に暗号化して、復号化することを条件に身代金を払うように要求してくるというタイプの悪質なウィルスです。脅迫に屈服して莫大な身代金を支払うことは経済的ダメージもさることながら、社会的な信用の失墜にも繋がって企業経営に大きなダメージになります。

ランサムウェアに対抗するためには、ファイア ウォールの整備や、OSやセキュリティを最新に更新して、そもそも企業ネットワーク環境への不正な侵入を防ぐことが重要ですが、それでもあの手この手で行われる攻撃により、感染を 100% 防ぐことは難しいと言えます。

実際に感染により重要データが使用不能となる事態に備えて、必ず感染「前」に バックアップを取っておくことが重要です。感染前の健全なデータのバックアップさえ残っていれば、感染時にはそこからファイルを復旧することが可能です。

 

Arcserve UDP 8.0 でバックアップ データを狙ってくる攻撃者にも対処

企業に対する攻撃の手口は近年さらに巧妙化しています。標的型攻撃とあわせて、時には攻撃者自身がさまざまな方法で企業ネットワークに不正アクセスを行い、ランサムウェアの被害を拡大させるための工作を行うこともあります。その一環として、復旧のために使用するバックアップ データを破壊、改ざんする場合もあります。そのため、バックアップ データを、攻撃者が容易にアクセスしづらい領域に保管することが必要となっています。

Arcserve UDP 8.0 では、復旧ポイント(バックアップ データ)をより安全な領域に保管するための2つの機能が加わっています。クラウドでのアプローチと、オンプレミスでのアプローチとなります。

 

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2021年2月26日 (金)

Arcserve UDP ベアメタル復旧はどっちの復旧モードを選ぶべき?

コロナ禍で外出がままならない時期が続いていますが、ワクチン接種も始まり、気兼ねなく出かけられる日も近くなってきましたね。ウイルスはコンピュータの世界でも脅威となるものもあり、場合によってはシステム復旧が必要になるケースもあります。そんなピンチに役立つのが、Arcserve UDP のベアメタル復旧機能です。

ベアメタル復旧は、バックアップ データなどの基本的な項目を指定するだけで、簡単にシステムを復旧できる万能アイテム。でも、復旧モードの選択で悩んだ人もいるのでは?

復旧モードには、[高速モード] と [拡張モード] の2種類があります。ここでは2つの復旧モードの選び方を解説します。

 

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2020年11月27日 (金)

Arcserve UDP 7.0 Update 2 for Linux 公開で対応範囲が拡大。RHEL8/CentOS8のベアメタル復旧にも対応!

皆さんこんにちは、2020年11月20日に Arcserve UDP 7.0 Update 2 for Linux が Arcserve サポート ポータルに公開されました。

Arcserve UDP 7.0 Update 2 について

 

今回は Arcserve UDP 7.0 Update 2 for Linux で新しくなった点に加え、Linux サーバのベアメタル復旧に関連したポイントなどを改めて解説しようと思います。

これまで Arcserve UDP 7.0 で公開された Update をリリース順に並べると

– 7.0 Update 1(Windows/Linux共通)2019/09/30 公開
– 7.0 Update 2(Windowsコンポーネント向け) 2020/04/28 公開
– 7.0 Update 2(Linuxコンポーネント向け)2020/11/20 公開

となり、今回は Linux コンポーネント専用の Update となります。Windows コンポーネントのみ利用している方は適用不要ですのでご注意ください。

 

Arcserve UDP 7.0 Update 2 の LiveCD について

Linux-bmr

(図1)

ベアメタル復旧では、復旧用メディア(以降”LiveCD”と記載)で起動し、ネットワーク経由でシステム全体を復旧します。例えば、図1では CentOS 8 と記載された左側のサーバを LiveCD で起動し、LiveCD に認識されたネットワークを使用してバックアップ データにアクセスしリストアします。

Arcserve UDP 7.0 Update 2 for Linux では、標準の LiveCD を CentOS 8 ベースとすることで、Red Hat Enterprise Linux(以降”RHEL”と記載)8 / CentOS 8 / Oracle Linux 8 を含む環境をベアメタル復旧できるようになります。

LiveCD の ISO イメージは Arcserve UDP Linux Agent のインストールパス以下の “/opt/Arcserve/d2dserver/packages/UDP_Agent_Linux-LiveCD.iso” にコピーされます。旧バージョンから Arcserve UDP 7.0 Update 2 へアップグレードした場合は、この ISOイ メージも置き替わります。旧 LiveCD も保存しておく場合は、アップグレード前に、ISO イメージを退避させておいてください。

Update LiveCD のカーネルバージョンは以下です。Update LiveCD が混在する環境ではカーネルバージョンを見れば、どの LiveCD なのかを確認できます。

  • Arcserve UDP 7.0 Update 1(RHEL 7 カーネル): 3.10.0-229.1.2.el7.x86_64 (1,172,484,096 byte)
  • Arcserve UDP 7.0 Update 2(RHEL 8 カーネル): 4.18.0-80.el18.x86_64 (1,272,258,560 byte)

上記カーネルバージョンは LiveCD 起動環境で、”uname -a” コマンドで実行することで確認できます。

カーネルバージョン確認: uname -a

 

以降でご紹介する LiveCD でのコマンド操作は、図2の LiveCD 起動後の画面でキーボードから Enter キーを押しコマンド入力画面に切り替え実行します。

Linux-livecd

(図2)

 

なお、ベアメタル復旧の手順はこれまでと同じです。詳しい手順はユーザガイド環境構築ガイドを参照してください。

 

Arcserve UDP 7.0 Update 2 でサポートされるようになったプラットフォーム

RHEL / CentOS / Oracle Linux 8 系以外にも、SUSE Linux Enterprise Server や Debian、Ubuntu の最新バージョンもサポート対象に加わっています!これらの Linux ディストリビューションをご利用の方は、ぜひ Arcserve UDP 7.0 Update 2 for Linux をご利用ください。

Udp70-linux-u2

(図3)

Arcserve UDP 7.0 動作要件

 

(2021年2月1日追記、2021年4月5日更新)RHEL/CentOS/Oracle Linux 8.3, Debian 9.12, 9.13, 10.6 に対応するパッチも公開されました!

P00002191 | Arcserve UDP 7.0 Update 2 | RHEL/CentOS/Oracle Linux 8.3 のサポート

P00002201 | Arcserve UDP 7.0 Update 2 | Support for Debian 9.12, 9.13

P00002162 | Arcserve UDP 7.0 Update2 | Support For Debian 10.6

 

LiveCD 起動時のネットワークの認識

これ以降は、Arcserve UDP 7.0 Update 2 に限らず、Linux サーバのベアメタル復旧に関わる技術的なポイントを2つ解説します。

Linux サーバのベアメタル復旧は、LiveCD 起動環境のネットワーク経由でバックアップデータ(復旧ポイント)にアクセスする必要があり、そのためには意図した NIC に意図した IP アドレスを割り当てる必要があります。

LiveCD の NIC 認識順番はハードウェア構成に依存し、IP アドレスは DHCP サーバから取得します。意図した IP アドレス、及びデフォルト ゲートウェイが割り当たっていない場合には、ifconfig コマンドで修正します。

IP アドレス変更: ifconfig <NICデバイス> <IPアドレス>
デフォルトゲートウェイ設定: route add default gw <ゲートウェイ IP アドレス>
※ 図2の例では NIC 論理デバイスは ”eth0” として認識されています。

 

NIC に割り当てられている論理デバイス名は ”dmesg” コマンドで確認できます。

NIC論理デバイス確認: dmesg | grep NIC

 

出力例は以下で、論理デバイスは、物理デバイス(この例ではe1000)に続く2番目に表示されます。

e1000: <NICデバイス名> NIC Link is Up 1000 Mbps Full Dupulex

 

リストア オプション

最後はベアメタル復旧操作で良く頂くご質問で、リストアオプションの [ターゲット マシン上の除外ディスク] 及び、ベアメタル復旧中のログ確認方法に関して解説します。

Bmr-option

(図4)

■ [ターゲットマシン上の除外ディスク] とは?

Arcserve UDP Linux では LiveCD で認識されたディスクをベアメタル復旧の前に全て初期化します。図4の [ターゲット マシン上の除外ディスク] オプションで指定したディスクは、この初期化対象から除外されることを意味します。

一方、Arcserve UDP Linux のベアメタル復旧ではバックアップしたボリュームを全てリストアします。上記の除外設定は、バックアップしたボリュームの中から一部のボリュームだけをリストア除外する設定ではないのでご注意ください。

 

■ [デバッグ オプション] とは?

また、ベアメタル復旧で意図した復旧動作とならない場合、ベアメタル復旧中の動作を確認するため、復旧対象サーバ内に保存されたログを確認することができますが、復旧の成否にかかわらずサーバが再起動してしまうとログが消失してしまいます。

これを避けるため [デバッグ オプション] で [再起動しない] を有効にすることで自動的に再起動しなくなります。

この状態で図2画面からコマンド操作できる画面に切り替えた後、/tmp/logs 内のファイルを共有フォルダなどにコピーしておけばベアメタル復旧中のディスクの初期化処理などの詳細を確認することができます。

特にディスクの初期化に失敗しているような場合は、図5中でリストされている、d2dsysinfo-x.log を参照することで、より詳細に確認することが出来ます。

Templogs

(図5)

 

また、Arcserve UDP に関する技術的な情報についてはカタログセンター、Web セミナーなどでもご紹介しています。是非こちらもご参照ください。

Arcserve イベント/セミナー
-Arcserve UDP 前編
-Arcserve UDP 後編

 

その他、Arcserve UDP および Arcserve UDP アプライアンスに関するカタログや紹介資料、事例については Arcserve.com カタログ センターを参照ください。

 

<関連記事>

Arcserve RHA 18.0 SP2 と Arcserve UDP 7.0 Update2 が公開されました!

Arcserve UDP 8.1新機能紹介(3):CentOS 8.x ベースのカスタム Live CD

2020年8月 6日 (木)

耳より情報: Arcserve UDP Cloud Direct を値下げしたのはご存じでしたか? ~5月改訂の新価格! 通常価格の値下げに加え、大幅割引キャンペーンも実施中!~

こんにちは。今回の耳寄り情報は、 Arcserve UDP Cloud Direct の値下げ(2020年5月改訂の新価格)についてご案内します。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃[1] 耳より情報: Arcserve UDP Cloud Direct を値下げしたのはご存じでしたか?
┃ ◆◇ 5月改訂の新価格! 通常価格の値下げに加え、大幅割引キャンペーンも実施中!◇◆
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本日は Arcserve UDP Cloud Direct(以降 Cloud Direct)のご紹介です。初めて聞く方もいるかもしれませんので、まずは軽く復習から。

Cloud Direct はバックアップ サーバ不要で直接クラウドにバックアップが可能なサービスです。

利用するストレージ容量でサービスを契約いただくので、そのストレージ範囲内に収まれば何台でもバックアップが可能です。

例えば、あるサーバの容量は 300GB、もう1台のサーバの容量は 400GB の場合、1TB の契約をしていれば、2台分のバックアップが収まります。バックアップ対象ごとにライセンスを購入いただく必要はありません。また、バックアップ用のサーバを用意していただく必要もありません。初回のフルバックアップ以降は、増分のみバックアップで運用いただけるのでストレージ容量も節約できます。

弊社に注文書が到着後、わずか2営業日でご利用を開始いただけるので、とにかくすぐにバックアップ運用を始めたい場合にぴったりです。

ちなみに、Cloud Direct は個人 PC のバックアップにも使っていただけます。在宅勤務でお使いのPCバックアップにも、是非ご利用ください。

この Cloud Direct の年間サブスクリプション価格が2020年5月に改訂されました。
従来:1TB あたり年間36万円(月額換算3万円)
新料金:1TB あたり年間24万円(月額換算2万円)
と、12万円もの大幅値下げです。

しかもこれは、クラウド利用料金の他に、バックアップ用のアプリケーション料金も含んでの価格です。さらに、バックアップサーバの準備とメンテナンスも不要なので、かなりお得にご利用いただけます。

また、通常は1年単位のサブスクリプション契約でお求めいただきますが、現在の情勢を踏まえ、期間限定で3ヶ月サブスクリプションのサービスをご用意しました。1TB あたり3か月6万円(月額換算2万円)でご利用いただけます。

Cloud Direct を試したいけれど、料金面で二の足を踏んでいた、コロナ禍でサーバやストレージの調達ができなかったり、IT 担当者の手が廻らなかったりといったみなさんにも最適です。

Cloud Direct についてもっと詳しく知りたい!という方はこちらから。
https://www.arcserve.com/wp-content/uploads/2019/08/ucd-presentation.pdf

 

<関連記事>

Arcserve UDP Cloud Direct 東日本リージョンがオープンします!

2020年6月 5日 (金)

耳より情報:テレワークで増えているMicrosoft 365で強固なバックアップを実装 ~リモートワーク環境のデータ損失の備える対策とは?~

こんにちは。今回の耳寄り情報は、テレワークで多くの方が利用している Microsoft 365 のバックアップについてご案内します。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃[2] 耳より情報:テレワークで増えている Microsoft 365で強固なバックアップを実装
┃ ◆◇ リモートワーク環境のデータ損失の備える対策とは? ◇◆
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テレワークで多くの方が利用している Office 365 あらため、Microsoft 365 のバックアップについてご案内します。

Microsoft 365 はクラウドで展開されているサービスなので、バックアップの必要性を感じられないユーザ様も多いと思いますが、サイバー攻撃やコンピュータウイルスは ”いたちごっこ” の面を持つため、万全と思えてもどこかしら穴はあります。バックアップの考えの1つに、他の場所へのデータ保管がありますが、オンプレミスや他のクラウドにデータを保管することで、攻撃をされた場合でも強固な復元力を保持できます。

また OneDrive をファイルサーバ代わりに使っているユーザも多くなっていますが、データ損失や長期保管への対応も必要になってきます。とくに退職される方のデータが Microsoft 365 にしか無い場合には、データ損失に繋がる確率が高くなります。

この点 Arcserve UDP Cloud Hybrid なら、Microsoft 365 のデータを Arcserve が提供するクラウドサービスにバックアップデータとして保管でき、下記メリットを享受できます。

・Microsoft 365 に万が一が起こっても Arcserve 独自クラウドでデータを戻せる体制の構築
・クラウドだけのサービスで構築できるため、オンプレミスへの投資が不要
・重複排除によるバックアップ先の容量削減で、コンプライアンスに則した長期保管を実現
・容量に対する課金であるため、ダウンロード通信などの余分なランニングコスト不要
・1年ごとのサブスクリプションなので、止める時の撤退リスクを最小化
・日本語の画面で操作も簡単

クラウドサービスですぐに Microsoft 365 のバックアップを構築できる Arcserve UDP Cloud Hybrid については、こちらをご覧ください。

◆◆ Arcserve UDP Cloud Hybrid のカタログ
https://www.arcserve.com/wp-content/uploads/2019/08/uch-service-catalog.pdf

◆◆ Arcserve UDP Cloud Hybrid のプレゼンテーション
https://www.arcserve.com/wp-content/uploads/2020/07/uch-presentation.pdf

◆◆ 「Arcserve による Microsoft 365 のデータ保護」 (New) のプレゼンテーション
https://www.arcserve.com/wp-content/uploads/2020/05/as-m365-protection.pdf

 

<関連記事>

Office 365のデータを直接クラウドへバックアップできます

2020年5月14日 (木)

耳より情報: 商取引の重要証拠のメールデータもクラウドにアーカイブ ~ メールアーカイブ製品のクラウドサービス提供とパートナー様のご紹介!

2020年12月22日追記:記事中のリンクを更新しました。また、本記事中で紹介している Arcserve UDP Cloud Archiving/Arcserve UDP Archiving はそれぞれ  Arcserve Email Archiving Cloud/Arcserve Email Archiving の旧称です。

こんにちは。今回の耳寄り情報は、皆さんが日々の業務で受発信するメールを自動的にクラウドに保管して、取引先との過去のやり取りや情報を必要な時に素早く取り出せるメールアーカイビングサービスを紹介しています。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃[1] 耳より情報:商取引の重要証拠のメールデータもクラウドにアーカイブ
┃ ◆◇ メールアーカイブ製品のクラウドサービス提供とパートナー様のご紹介!
┃                                          ~ Arcserve UDP Cloud Archiving ~ ◇◆
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

皆様、お久しぶりです。少し間が空きましたがコラムも再開です。ようやく在宅業務やTV会議にも慣れてきましたが、その分、運動不足が心配な今日この頃です。皆さま、体調管理に気を配り、この難局を乗り切りましょう。

さて今回は、先日WEBで公開した Arcserve UDP Cloud Archiving とソースポッド様との協業記事についてのご紹介です。記事では協業に至った経緯や、メール運用が抱える問題点などをお話しさせていただいています。

法規制や訴訟リスクへの対応に欠かせない、重要性が高まるメールアーカイブ

また、ソースポッド様のオフィシャルなURLはこちらです。

https://www.source-pod.co.jp/

 

既にご存知の方も多いと思いますが、Arcserve UDP Archiving は仮想アプライアンスで提供する製品であり、そのクラウド サービス版が Arcserve UDP Cloud Archiving です。

メールサービスをクラウド移行されたお客様にとっては、アーカイブもクラウドサービスで利用し、その利便性とコストメリットを損なわず運用できる必要があります。その意味で、Arcserve UDP Cloud Archiving はクラウドメールサービスをアーカイブするための最適なサービスです。

ソースポッド様は、クラウド型のコミュニケーションツールや、そういったツールと一緒に利用可能なフィルタリングサービス等を提供されているベンダ様です。最新のコミュニケーションツールに対するノウハウも多く、そのソースポッド様に選択いただけた Arcserve UDP Cloud Archiving なら利便性だけでなく技術的にも、安心してメールアーカイブをご利用いただけます。

この記事では紙面の制約もあるため十分にお伝えしきれなかった点を2つ、ご紹介させてください。

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2020年3月18日 (水)

耳より情報: Arcserve High Availability フルシステム シナリオについて ~ 仮想環境/クラウド環境への移行ツール、DR/BCP対策として活用できます!!

こんにちは。
あまり楽しい話題が無い3月ですが、皆様、如何お過ごしでしょうか?
今回の耳寄り情報はArcserve RHAの最新版で追加されたBCPや災害対策に最適なフルシステムシナリオをご紹介しています。

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┃[1] 耳より情報:Arcserve High Availability フルシステム シナリオについて
┃◆◇ 仮想環境/クラウド環境への移行ツール、DR/BCP対策として活用できます!!◇◆
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回は Arcserve Replication / High Availability 18.0 新機能のフルシステム シナリオ についてご紹介します。
この機能はシステム領域を含むサーバ全体を、仮想環境やクラウド環境に複製することができるのでデータ保護目的はもちろん、P2VやP2Cといったシステムの移行ツールとしてもご利用いただけます!

別製品のArcserve UDPの仮想スタンバイ機能でも、仮想環境やクラウド環境への移行ツールとしてもご使用いただけますが、フルシステム シナリオはリアルタイムでデータが複製されるので、本番と同等の環境でご使用いただけます。
複製先を遠隔地に設置していただくことで、DR対策、およびBCP対策としてもご利用いただくことができます。

このフルシステム シナリオの主な特徴を以下にまとめてみました。

・システム全体(データ/アプリ/ Windows OS または Linux OS)をリアルタイム複製
・複製先は仮想環境やクラウドを利用
・切り替えは自動または手動で仮想マシンを起動するだけ
・DR対策とBCP対策が可能

以下に、フルシステム シナリオの基本的な動作がわかる資料がありますので、ぜひご参照ください!
https://www.arcserve.com/wp-content/uploads/2019/05/rha-180-new-feature.pdf

どんな機能なんだろう???と少しでも思われた方に朗報です!!!

 

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