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カテゴリー「メルマガコラム」の85件の記事

2026年8月 1日 (土)

Arcserve CRSのネットワーク設計術:バックアップと管理を分離するメリット

Arcserve Cyber Resilient Storage(以下、CRS と略記)は、Arcserve UDP復旧ポイント サーバのデータを守るオンプレミス向けのイミュータブル ストレージとして、多くの企業で導入が進んでいます。しかし、この堅牢なストレージを導入する際、意外と見落とされがちなのが「ネットワーク設計」です。

CRSはネットワークを通じて様々なコンポーネントと通信を行います。単一のネットワーク インターフェースですべての通信をまかなうことも可能ですが、エンタープライズの運用環境においては、役割ごとにネットワークを分離する構成もご検討ください。本記事では、CRSにおける「バックアップ データ転送用ネットワーク」と「管理・時刻同期用ネットワーク」を分離する構成案と、そのメリットについて解説します。

 

Arcserve CRSにおける主要な通信要件

ネットワークを分離する理由を理解するために、まずはCRSがどのような通信を行っているのか、主要なネットワーク要件を整理しておきましょう。

1. バックアップ データ転送通信(RPSとの通信)
CRSは、Arcserve UDPの復旧ポイントサーバ(RPS)のバックアップ データを保管します。この通信はLAN内で行われ、TCPの5000番から5099番ポートを使用します。バックアップやリストアの際には、大容量のデータ トラフィックがこのポートを通じてやり取りされます。

2. システム管理通信(SSH接続)
CRSは、専用コマンドのみを受け付けるセキュアなLinuxベースのOSで稼働します。日常的なステータス確認、設定変更、トラブル シューティングなどは、管理者端末からSSHクライアント(Tera Termなど)を用いてリモートで行えます。この通信には標準的なTCPの22番ポートが使用されます。

3. 時刻同期通信(NTP/NTS通信)
イミュータブル ストレージにおいて、「時刻」は最も重要な要素の一つです。指定した日時になるまでデータを削除させないという仕組みは、システム時刻の正確性に依存しているからです。そのためCRSでは、公開CA発行の証明書を備えたNTS(Network Time Security)対応のNTPサーバとの時刻同期が求められます。この通信には、UDP 123番およびTCP 4460番ポートが使用されます。

これらに加え、システムアップデート(TCP 443)やDNS名前解決(TCP/UDP 53)、テクニカル サポートへのログ送信など、インターネットへのアウトバウンド通信が存在します。

※ CRSからインターネットへの通信は、ステートフル インスペクションに対応したファイアウォール配下でもサポートされます。

 

推奨構成:データ ネットワークと管理ネットワークの分離

前述の通り、CRSには大きく分けて「バックアップ データを処理する通信」と、「システムの管理・維持に必要な通信」の2種類が存在します。これらを分離するのが、今回推奨するネットワーク構成です。

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• インターフェース1 = システム管理・時刻同期ネットワーク

  • 用途:SSHによるリモート管理、NTSによる時刻同期、DNS、システム アップデートなど。
  • 接続先:管理セグメント、およびインターネット(外部)へアクセス可能なセグメント。

• インターフェース2 = バックアップ データ転送ネットワーク

  • 用途:RPSからのバックアップ データ受信(TCP 5000~5099)。
  • 接続先:バックアップ専用の高速な閉域LANセグメント。

 

このようにネットワークを分離することで、システム全体にどのような恩恵があるのでしょうか。

 

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2026年7月17日 (金)

Arcserve UDP を使用した、Windows Server 2025 Hyper-V クラスタ上の仮想マシンのエージェントレス バックアップと、構築上のコツ

最近 Hyper-V クラスタを仮想基盤として選択する方が増え、これに伴いお問い合わせも増えています。中には構築してみないと確認できないお問い合わせなども多数あります。そこで今回は最新の環境で確認を行う必要性から、Windows Server 2025 Hyper-V クラスタを構築し Arcserve UDP 10.3 でエージェントレス バックアップを試してみたので、その際に手間取った点をお伝えします。

Windows Server 2025 Hyper-Vクラスタの構成

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作成した環境は上図の通りで、仮想マシンも含め、すべて Windows Server 2025 で構成されています。Arcserve UDPは、Active Directory(以下 AD と略記)環境で構成された WSFC(Windows Server Failover Cluster)Hyper-V クラスタ 仮想マシンのエージェントレスバックアップに対応しています。

 

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2026年7月 3日 (金)

RPS 重複排除データストアのインポートとハッシュのリビルド

Arcserve UDP の重複排除データストアでは、作成時に 4つのフォルダを指定しますが、一番下のハッシュ デスティネーションは再構築 (リビルド) できます。このため、① から ③ の3つのフォルダ データが残っていれば、データストアとして復元できます。

  • ① データストア フォルダ
  • ② データ デスティネーション
  • ③ インデックス デスティネーション
  • ④ ハッシュ デスティネーション

バックアップ データを NAS に保管するケースも多いと思いますが、これらのフォルダは、復旧ポイントサーバ (RPS)  のローカル ドライブだけでなく、CIFS の共有フォルダにも保管できます。④ のハッシュ デスティネーションは重複排除のパフォーマンスの観点から、RPS のローカル ドライブに格納をお願いしておりますが、他のフォルダは CIFS 共有を持つ NAS にも保管できます。

 今回のブログ記事では、RPS がダウンした後、NASに残ったバックアップ データからデータストアを復元させる手順 (データストアのインポートとハッシュのリビルド) について紹介します。

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2026年6月26日 (金)

使えるバックアップとは、定期的な復旧テストによって、その価値を証明し続けるバックアップである。

多くの企業では、情報セキュリティ対策としてバックアップを取得しています。

これはもちろん重要な取り組みです。

しかし、サイバー攻撃が高度化し、ランサムウェアがバックアップまで狙う時代となった今、「バックアップを取っている」という事実だけで安心できるでしょうか。

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2026年6月19日 (金)

ランサムウェア対策として即活用可能?! USB接続テープ装置の検証結果を公開!

先月、ランサムウェア対策の一環として、USB 接続のテープ装置を紹介する記事を公開しました。Arcserveの提供するランサムウェア対策として、最新のイミュータブル ストレージ Arcserve Cyber Resilient Storage(CRS) シリーズはもちろん強力ですが、テープでの運用を変えたくない/踏襲したいという方には、選択肢の1つとして参考にしていただけたのではないでしょうか。

前回の記事はこちら:
ランサムウェア対策としてこういうのもあり?USB 接続テープ装置が面白い!
https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2026/05/post-80e222.html

 

CRS についてはこちら:
Arcserve Cyber Resilient Storage シリーズ
https://www.arcserve.com/hubfs/243905555/jp-resources/crs-presentation.pdf?hsLang=ja

その後、USB 接続テープの開発元である株式会社ユニテックス様のご協力のもと、共同で実機の使い勝手やバックアップ速度の検証をさせていただきました。今回は、その検証結果をご紹介いたします!

 

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2026年5月15日 (金)

ランサムウェア対策としてこういうのもあり?USB 接続テープ装置が面白い!

ランサムウェア対策として、いま飛ぶ鳥を落とす勢いなのが、イミュータブル ストレージ Arcserve Cyber Resilient Storage(CRS) シリーズです。おかげさまで大変な数の引き合いを頂戴していてうれしい悲鳴を上げているところです。

※ Arcserve CRS についてはこちら

ただ、実はまだまだテープを使用したランサムウェア対策をご希望されるお客様も多くて、テープを活用したバックアップについてのお問い合わせもたくさんいただきます。最近は、テープ バックアップのユーザー数が多い某ベンダ製ソフトウェアの提供が終了してしまったことから、代替製品のご相談を受けることも多くなってきています。

Arcserve は、まだバックアップと言えばテープが当たり前だった数十年前から長らくバックアップ製品を提供してまいりました。もちろん今でもテープ バックアップ製品の提供を継続していますし、ノウハウもたっぷり蓄積しています。テープ バックアップに関するご相談も、是非、Arcserve におまかせください!

さて、今回はそんなテープ バックアップに関するお話なのですが、ちょっと面白い ”USB 接続のテープ装置” についてご紹介したいと思います。

 

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2026年4月 3日 (金)

Hyper-V 仮想マシンへのベアメタル復旧に対応する、AlmaLinux-Gnome ベース Live CD の作成方法について

AlmaLinux-Gnome ベース Live CD の概要

Arcserve UDP 10.3 より、Hyper-V Linux 仮想マシンのベアメタル復旧に、Arcserve UDP Agent for Linux AlmaLinux-Gnome ベースの Live CD(以降 Gnome Live CD と略称で記載)が対応いたしました。そこで、今回は Gnome Live CD の作成と利用時の注意点について解説します。

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2026年3月 6日 (金)

Arcserve Backup で処理が失敗する場合の通知 (Alert) を設定してみよう

今回の記事では、Arcserve Backup の通知機能である【Alert】(アラート) について触れていきます。Alert はバックアップをはじめとする各処理の失敗や未完了時に、運用管理者様に気づきを促すための通知機能です。

設定できる Alert の通知先は、以下の4種類になります。

  • Windows OS のイベントログ
  • トラブルチケット(プリンタへの出力)
  • 電子メール
  • SNMP (mib: C:\Program Files (x86)\CA\SharedComponents\Alert\asmib.mib)

ここからは Alert の設定箇所や設定手順になります。

準備編

各ジョブでの設定

Arcserve Backup の処理全体への設定

そのほか

 

<準備編>

Alert を設定するには、アカウントの登録や通知先設定が必要になります。Arcserve Backup のマネージャ画面を開き、青い [管理] バーを展開して [Alert マネージャ] を選択します。

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アカウント情報に対する警告のダイアログが出てくるので、[OK] をクリックし、Windows OS の管理者アカウントを設定します。

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2025年12月12日 (金)

Arcserve Backup とRDX で実現する "わかりやすい" ランサムウェア対策

Arcserve では、製品ご購入前の問い合わせ窓口として「Arcserve ジャパン ダイレクト」をご用意していて、ライセンス関連や製品の使い方など、日々さまざまなお問い合わせをいただいております。

最近、この Arcserve ジャパン ダイレクトに、ランサムウェア対策に効果ある機能の問い合わせが増えています。以下は 最近の Arcserve Backupに関するお問い合わせ内容に関するランキングです。

1位.Agent for Windows
2位.Tape/LTO/Library
3位.RDX Support

 

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2025年10月31日 (金)

Arcserve CRS シリーズの運用管理 Tips

早いものでArcserve Cyber Resilient Storage (CRS) シリーズをリリースして2カ月が経とうとしています。リリース前はドタバタと準備に追われていましたが、その甲斐もあり、日々たくさんのお客様からのお問い合わせや、紹介/ご提案依頼を頂戴しています。Arcserve CRS シリーズの紹介やご提案の中でも様々な質問を頂戴しますが、運用管理に関する内容も多いので、今回のブログ記事では Arcserve CRS シリーズ (クラウド版とオンプレミス版があります) の運用管理のコツについて触れていきます。

 

利用中の容量確認

まず Arcserve CRS シリーズは容量課金のサブスクリプション ライセンスであるため、契約容量に収まっているかは気になるところ。クラウド版 CRS の容量管理は Arcserve Cloud Storage ポータルにアクセスすることで、現在利用しているトータル ストレージ容量 (バックアップ データ + スナップショット) を確認できます。

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オンプレミス版 CRS (※1は GUI が無いので、すべてコマンドで操作します。オンプレミスの CRS にログインし、[filesystem list] コマンドを実行すると、復旧ポイント (バックアップ データやスナップショットの格納先である filesystem と、USEDの項目覧で現在利用している容量を確認できます。

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