■Arcserve UDP はクラウド仮想サーバ(クラウド コンピュータ)のバックアップが可能です。
サポート条件としては、以下の条件全てを満たすクラウド システム (IaaS/PaaS) をサポートしています。
1. OS
- クラウド コンピュータ上でクラウド ベンダがサポートする OS とバージョン
2. アプリケーション
- クラウド コンピュータ上でアプリケーション ベンダがサポートするアプリケーションとバージョン
3. Arcserve Unified Data Protection サポート
- Arcserve UDP が物理マシン上でサポートする OS およびアプリケーションとバージョン
詳細は、Arcserve UDP 8.0 動作要件 - クラウド サービス (クラウドの仮想マシンで利用) を参照してください。
■では、クラウド仮想サーバをバックアップする場合に必要な Arcserve UDP 8.x のライセンスはどうなっているでしょうか?
ライセンスFAQ P.2「7. クラウド上のデータを保護する場合、Arcserve UDP のライセンスはどのように数えれば良いのでしょうか?」にこの説明が掲載されています。
必要ライセンスは、Arcserve UDP 8.x の Advanced Edition の場合はクラウド仮想サーバにつき1サーバ単位ライセンス、Premium Edition 及び Premium Plus Edition の場合は1クラウド仮想サーバにつき 1ソケット単位ライセンスとなります。
<参考例>
では実際に参考例をもとにライセンス数をカウントしてみたいと思います。
『Arcserveによるクラウドを活用したデータ保護』 P.23「4-C) クラウド上の Arcserve ライセンスカウント例」の下図を例にすると、保護対象がAとBの2台の仮想マシン(クラウド仮想サーバ)ですので、Advanced Editionであれば Server 単位ライセンスが2本となります。
この時、復旧ポイントサーバを保護対象としない場合は復旧ポイントサーバ用のライセンスは不要です。復旧ポイントサーバも保護対象としてバックアップする場合は1本ライセンスが必要となります。

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以上、Koichi がお伝えしました。
※ クラウド仮想マシンのバックアップには容量課金ライセンスもご利用いただけます。容量の小さい VM が多数ある場合はこちらもご検討ください!!
Arcserve UDP 8.x の「データ容量課金」は「サブスクリプション」がお求めやすくなっています。
<関連記事>
クラウド VM(IaaS)のバックアップに Arcserve UDP が使われる理由