カテゴリー「Arcserve UDP」の323件の記事

2026年6月 5日 (金)

Arcserve UDP でクラウドストレージにバックアップする際のライセンス

最近のハードウェア不足と納期の長期化の影響もあり、昨今では、クラウド環境を利用するケースがますます増えています。通常業務の環境がクラウド上で動作するパターンもありますし、一部機能だけクラウドを利用する場合もあるでしょう。どんなケースであっても、バックアップは必要ですよね。以前からクラウド環境で Arcserve UDP をご利用いただけたのですが、Arcserve UDP 10.2 以降でクラウド活用パターンが増えたため、混乱する方が出てきました。そこで今回は、従来のパターンと、Arcserve UDP 10.2 以降の違いについて解説していきたいと思います。

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2026年5月22日 (金)

【続報】「USB 接続 SSD」をハッシュ領域に使った Arcserve UDP データストアへのレプリケートが速かった

先月、Arcserve UDP 復旧ポイントサーバ(RPS)のメモリ増強の代わりに、「USB 接続 SSD」をハッシュ領域として使えるかどうかのテスト記事をお届けしました。

しかし、前回の検証ではバックアップ対象のデータ量が 200 GB 程度と少なかったため、SSD に十分な負荷をかけられなかったのが心残りでした。そこで今回は、SSD 性能の限界を見極めるべく、4 TB のバックアップ対象データを用意して本格的な検証を行いました。

 

# 検証内容 : 4 TB のデータをレプリケートする時間を測定

まず、SSD に保存されるハッシュ量が多くなるように、バックアップ対象サーバには重複排除が効きにくいデータを 4 TB 分作成しています。

1次バックアップ先の「Arcserve UDP Appliance 9400 v2 S」に USB 接続 SSD を使ったデータストアを追加し、ローカル レプリケート ジョブの実行時間とスループット(速度)を測定します。USB 接続 SSD は前回同様、アイ・オー・データ機器様の SSPM-US500K を使います。

01_test_configuration

 

【データ ストアの設定】

USB 接続 SSD を使用したデータ ストアには、CRS シリーズへのレプリケートを模し、また SSD への負荷を最大化するために以下の設定を行いました。

・デデュプリケーション ブロック サイズ:64 KB

・ハッシュ メモリの割り当て:下限値の 1024 MB (※メモリ使用量を極力抑え、SSD からの直接読み取りを最大化するため )

・データ デスティネーション:UDP 9400 v2 S のローカル ディスク(※ ネットワークがボトルネックになるのを避けるため)

02_datastore_settings

 

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2026年5月 8日 (金)

【独自調査】 SLM(小規模言語モデル)の国内導入状況とそのバックアップ

深刻な人手不足や生産性向上を背景に、日本企業でも生成 AI の活用が急速に進んでいます。生成 AI といえば ChatGPT のような大規模言語モデル(LLM)が注目されがちですが、最近では SLM(小規模言語モデル) という選択肢が大きな注目を集めています。

SLM とは、数億〜数百億程度の比較的少ないパラメータ数で構築された AI モデルです。膨大な計算リソースを要する LLM(大規模言語モデル)に対し、特定の用途や知識に絞ることで、軽量かつ高速な動作を実現しています。特定分野での精度の高さや、自社サーバ等の閉鎖環境で機密情報を守りながら安全に運用できる点も高く評価されています。

一方で、閉鎖されたローカル環境で利用するということは、「その学習データは利用企業自身が責任を持って保護しなければならない」ということも意味します。

そこで、Arcserve Japan では、データ保護の実態を把握するため、日本国内における SLM の導入状況と、学習データのバックアップ状況について調査を実施しました。

 

# 日本国内における SLM の導入状況推移:1年半で導入率が約5倍に増加

本調査は、Arcserve Japan が定期開催している Web セミナーでのアンケートをもとにしています。回答者の多くは、バックアップなどの情報インフラに携わる情報システム部門や IT 企業の方々です。(回答いただいた皆様、ありがとうございました!)

この調査では SLM の導入状況を質問しており、その結果を年別にまとめました。

 

Q. 貴社では SLM(小規模言語モデル)を用いた AI を導入されていますか?

01_slm_usage_survey_202426

  2024年 2025年 2026年
自部門で導入済み 2.0% 7.0% 9.6%
自部門で導入を検討中 3.9% 4.0% 5.1%
自部門では導入していないが、他部門で導入済み/導入検討中 5.9% 5.2% 7.0%
自社では導入を予定していない 38.2% 36.5% 36.3%
分からない 50.0% 47.3% 42.0%

※ 調査期間:2024年10月~2026年4月、回答数累計:834件

 

「自部門で導入済み」 は 2.0%(2024年)から 9.6%(2026年)と約5倍に増加しています。

一方、「分からない」 という回答は 50.0%(2024年) から 42.0%(2026年)に減少しており、SLM という言葉やその活用法が徐々に浸透していることがうかがえます。

 

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2026年5月 1日 (金)

Arcserve CRS 1.6 新機能:閉域網(ダークサイト)のサポート

昨年9月にリリースされた Arcserve Cyber Resilient Storage(以下 Arcserve CRS)も最新バージョンは 1.6 となり、また新たな機能が追加されました。今回の記事では、以前の Arcserve CRS 1.6 の新機能記事の続きである 3. 閉域網(ダークサイト)のサポート:インターネットアクセスがない環境をサポートするために追加された、3つの新機能を解説します。

20260430_11h06_24

 

ローカル NTP サーバのサポート

  • Arcserve CRS の時刻同期
    Arcserve CRS / CRS Appliance において正確な日時・時刻で動作することは、単なるログの整合性以上の意味を持ちます。イミュータブル スナップショットの「有効期限」は、Arcserve CRSのシステム時刻に基づいているため、時刻の改ざんによりサイバー攻撃の原因究明を難しくしデータの早期削除に直結します。このためArcserve CRSでは、セキュリティ面も考慮した NTS(Network Time Security)に対応したNTPサーバとの間でのみ時刻同期が行われる仕様です。

    Arcserve CRS 1.5 までは、インターネット上で公開された複数のNTPサーバと接続し時刻同期を行う必要がありました。

    今回リリースされた Arcserve CRS 1.6ではこの条件が緩和され NTS をサポートする NTP サーバを LAN 内に設置することで、Arcserve CRS をインターネットに接続させる必要がなくなりました。

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2026年4月24日 (金)

【検証】入手困難な内蔵 SSD の代わりに「USB 接続 SSD」を Arcserve UDP のハッシュ領域に使えるか?

ランサムウェア対策として Arcserve CRS シリーズを検討中のお客様から、「既存の復旧ポイント サーバ(RPS)に CRS 用のデータストアを追加したいが、メモリや SSD に余裕がない」というご相談をいただくことがあります。

Arcserve UDP の重複排除機能ではハッシュ管理に高速な RAM や SSD が不可欠ですが、昨今の半導体不足により、増設パーツや新規サーバの納期が数か月先になったり、価格が高騰したりといった問題が起きています。

そこで今回は、比較的入手が容易な一般家庭向けの USB 接続 SSD を用意し、ハッシュ保存先として使用できるか検証しました。

 

# 検証に使うデバイス

今回実験に使うのは、アイ・オー・データ機器様の SSPM-US500K というスティック タイプの SSD です(※1)。ネット ショップで購入して、2-3日で届きました。早い!

<SSPM-US500K 主な仕様>

・インターフェイス:USB 3.2 Gen2

・最大転送速度:Read:600MB/s、Write:500MB/s

・外形寸法:約23(W)×68(D)×9(H)mm 

製品ページ:https://www.iodata.jp/product/hdd/ssd/sspm-us/index.htm

 

# 設定手順

早速、RPS サーバの USB 3.2 Gen1 ポートに取り付けます(※2)。

Sspm_us500k

(サーバへの取付例)

 

取り付けるだけで Windows OS から認識されました。ファイル システムは NTFS になっており、そのまま使えるのもありがたいです。この D ドライブを RPS データストアのハッシュ デスティネーション(ハッシュの保存先)にします。

01_d_drive

(Windows OS からみた D ドライブのプロパティ)

 

Arcserve クラウド クラウド サイバー レジリエント データストア(※3)を作り、そのハッシュ デスティネーションを先ほどの D ドライブの下に設定しています。

02_cloud_data_store_hash_destination

(データストアの設定画面(※4))

 

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2026年4月 3日 (金)

Hyper-V 仮想マシンへのベアメタル復旧に対応する、AlmaLinux-Gnome ベース Live CD の作成方法について

AlmaLinux-Gnome ベース Live CD の概要

Arcserve UDP 10.3 より、Hyper-V Linux 仮想マシンのベアメタル復旧に、Arcserve UDP Agent for Linux AlmaLinux-Gnome ベースの Live CD(以降 Gnome Live CD と略称で記載)が対応いたしました。そこで、今回は Gnome Live CD の作成と利用時の注意点について解説します。

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2026年2月27日 (金)

SCS評価制度★3取得のための「適切なバックアップ」と、その実現方法

「SCS評価制度の開始に向けて、どのようなバックアップを取っておけば良いのか?」という相談をいただくことが増えてきました。

今回はSCS評価制度(サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度)において「最低限取得が必要」と言われている★3について、バックアップの観点で具体的にどのように対応するべきかを検討します。

 

# サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)とバックアップ

SCS評価制度は、経済産業省がサプライチェーン全体のセキュリティ強化と可視化を目的として開始を検討している制度です。令和8年度末(2027年3月末)の一部開始を目指して準備が進められています。

参考:「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度に関する制度構築方針(案)」(SCS評価制度の構築方針(案))を公表しました(2025年12月26日)

 

この制度では、企業のセキュリティ対策状況を★3~★5の3段階で評価します。★を取得しておくことで、取引先に自社のセキュリティ対策状況を簡単に伝えることができるようになります。

特に★3は「全てのサプライチェーン企業が最低限実装すべきセキュリティ対策」となっており、文字通り全企業が最低限クリアしておきたい水準です。

では、★3を取得するには具体的に何を行えばよいのでしょうか?2025年12月26日に公開された要求事項と評価基準案のうち、バックアップに直接関連する項目を詳しく見ていきましょう。

20251226_scs_requirements_draft

サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度に関する制度構築方針(案) - 別添 ★3・★4要求事項及び評価基準案(経済産業省)より一部を抜粋)

 

# 4-3-4-1.「取得対象、取得頻度及び保管期間を定めて自組織で取り扱うデータのバックアップを取得すること。」

まず基本となるバックアップのルール決めです。これは、Arcserve 製品をご利用いただいている方にはおなじみの考え方かもしれません。

取得対象:パソコンやサーバ、クラウドなど自社の情報資産を洗い出し、保護すべきデータを特定します。

取得頻度:情報システムの更新頻度に合わせて決定します。毎日使う(更新頻度の多い)システムはバックアップも毎日行う必要があるでしょうし、もし月に1回しか使われないシステムであればバックアップの頻度も月に1回で十分です。

保管期間:サイバー攻撃を意識したバックアップでは重要なポイントです。ランサムウェア等の被害は攻撃を受けてから発覚するまでにタイムラグがあります。被害拡大前の安全な状態に戻すためにも。バックアップ データを世代管理し、古いバックアップ データも一定期間保管しておきましょう。

参考:Arcserve UDP(Windows エージェント)の初期設定

Arcserve UDP では、すぐにバックアップ運用が開始できるよう、以下のような初期設定になっています。バックアップ ポリシー策定の参考にしてください。

  • 取得対象:すべてのボリューム
  • 取得頻度:毎日1回
  • 保管期間:7日間

 

<関連記事>

バックアップを始める前に考える 3W2H

 

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2026年2月 6日 (金)

Arcserve UDP Advanced Edition を Premium Edition に切り替える方法

Arcserve UDP 10.x では「アシュアード セキュリティ - AI 異常検出」や「クラウド データ ストア」など、Premium Edition で使える機能が強化されています。

「いまは Advanced Edition を使っているが、これらの機能を使えるようにするにはどうすればよいのか?」というお問い合わせも多数いただいております。

そこで、今回は Premium Edition に切り替えるお得な購入方法を検討します。

 

#方法1:クロス グレード

まず考えられるのはこの方法。いま使っている Arcserve 製品を新規購入よりも 25% 程度割安な金額で買い替えることができます。

Arcserve UDP 10.x ライセンスに関するよくあるご質問と回答 より、以下引用

11.エディション間のアップグレードはできますか? (例:Advanced Edition から Premium Edition へのアップグレード)

はい、ライセンス プログラム(永久ライセンス)ではアップグレード型番でご購入いただくことで下位エディションから上位エディションへのアップグレード(クロス グレード)が可能です。

具体的な金額は、購入方法と製品価格表 ページに掲載されている、Arcserve UDP の「アップグレード ライセンスプログラム製品」価格表をご確認ください。

 

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2026年1月30日 (金)

Arcserve 製品への乗り換え時によく聞かれる質問と回答

「現在利用しているサーバのバックアップ ソフトウェア製品が販売終了になるので、Arcserve 製品に乗り換えたい」というご相談をいただくことが多くなっています。

バックアップ ソフトウェアの乗り換え先としては、Arcserve では主に Arcserve Backup と Arcserve UDP が候補に挙がります。

Asbu_udp

参考:「Arcserve Backup」と「Arcserve UDP」選定のポイントとは?

 

そこで、今回は Arcserve Backup や Arcserve UDP への乗り換えを考えている方からよくいただく質問と、その回答をご案内します。

 

Q. サーバ1台だけでシンプルに使えますか?(管理サーバは不要?)

はい、Arcserve Backup / Arcserve UDP とも単体サーバのバックアップに利用できます。

単体構成では特に Arcserve UDP がおすすめです。Arcserve UDP は統合管理構成だけではなく、Windows / Linux エージェント単体での利用が可能です。サーバのバックアップ データを外付け HDD や NAS に保存するというシンプルな運用ができます。

 

Q. 日本語の管理画面の使いやすさは?

Arcserve Backup / Arcserve UDP とも完全に日本語化され、分かりやすいユーザ インターフェースが特長です。

実際の操作感は Arcserve オフィス(東京)で定期開催している無償ハンズオン トレーニングやそれを録画したオンライン トレーニングでご確認ください。無償のトライアル(評価版)もおすすめしています。

参考:Arcserve イベント/セミナー

参考:Arcserve 無償トライアル

 

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2026年1月23日 (金)

Arcserve UDP の 復旧ポイントサーバとは?

Arcserve UDP 復旧ポイントサーバ(以降RPS)は、Arcserve UDP のバックアップ データを、効率よく保存し、活用するための専用サーバ機能です。

バックアップデータを保存するサーバ、と理解いただくのがまず基本なのですが、バックアップ データを保存しておくだけなら、外付けのハードディスクや NAS で良いのでは?と思われるかもしれません。しかし、RPSは単にバックアップデータの保管庫ではありません。その理由を今回はご説明します。

また、非常に好評いただいているイミュータブル ストレージ製品の Arcserve CRS シリーズでバックアップ データの改ざんを防ぎたい場合、この RPS があることが必須になりますので、RPS について理解しておいていただく必要があります。今回は RPS の主な機能をいくつかご紹介します。

 

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